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理想の間取りを考えると夫婦＋子どもの数＋１部屋が基本。

 

せっかくの新築の注文住宅ですが、理想の間取りは基本を押さえておいてから。

 

新築・注文住宅だからといって斬新な間取りを考えるだけが能ではありません。

 

理想は意外とシンプルなのです。

 

理想の間取りって何だろう？そんなことを考えていましたが、当然のことながら正解はありません。

 

なぜなら、新築で注文住宅を検討しているような人と、一口にいっても本当に様々。

 

年齢も違えば、家族構成も違います。

 

だから、理想の最大公約数的な間取りなど存在しないと思っていました。

 

しかし、、、しばらく考えていて「はた」と思ったのは、建売やマンションの間取りこそ最大公約数的間取りではないかということ。

 

多くの人に画一的な住宅を提供することによって、部材の仕入れや加工の手間を大幅に減らし、コストダウンを狙う。

 

こんな建売やマンションの間取りこそが多くの人が理想と考えているのではないでしょうか？

 

雑誌やチラシなどの広告で一番目にするのは４LDKです、ということは理想の間取りは４LDKなのでしょうか？

 

まずこの４LDKがどこから来た数字かを考えると、家族の人員＋１部屋からです。

 

夫婦の部屋、子ども２人にそれぞれの部屋、以上で必要になるのは３部屋。

 

これに来客時の部屋として１部屋、和室ならばそのまま客間として使える上に、布団を引けば寝室としても使えます。

 

「客間はいらないわ、みんなリビングにお通しするから」などといったことはよく耳にします。

 

しかしLDKが固まっている間取りですから、リビングに通した時点でキッチンとダイニングも丸見えなのです。

 

つまり、すべてに掃除が行き届いていないと非常に恥ずかしい思いをする。

 

不意の来客ならば言い訳も聞きますが、来客の準備をするのにLDKすべてを掃除しなくてはいけないというのは、どう考えてもムダ。

 

そんなことならば１部屋和室を作ってしまえばいいこと、こんな便利な部屋はありません。

 

さて、これが夫婦のためだけの平屋の場合だと、理想の間取りはいささか勝手勝ちがいます。

 

夫婦の寝室で１部屋、LDKでおしまい！！これではさすがに来客時に苦労します。

 

さらに、隣で寝たくないぐらいのケンカをした場合のシェルターとしても機能しますから、もう一部屋。

 

いつも使うわけではありませんから、和室の使い勝手を優先します。

 

以上のことを総合すると、注文住宅・新築で夫婦だけの平屋を建てるとするならば、理想の間取りは２LDKということになります。

 

ご主人は趣味の部屋がほしいというでしょうし、同じことは奥さんも思っているでしょうから、細かいことはまたつめるとして。

 

基本は２LDK、できるだけLDKの面積は広く取る、これがこれから新しく平屋を建てる人にとっての理想の間取りです。

 

それにプラスするという考え方で、間取りを検討すれば大失敗はないはずです。

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