一条工務店 セゾン メンテナンス

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家の価値は、「住み始めた翌日には2割下がる」と言われるくらい、「新品」と認められる時期は短いのです。

 

あっと言う間にメンテナンスや補修が必要な時期がやってきますので、資金計画も堅実に！

 

施工事例やカタログを参考にしてみると、一条工務店の「セゾン」はレンガを使った外壁が特徴のよう。（コンセプトが「ヨーロピアン」ですから！）

 

レンガ外壁といえば耐久性が高くメンテナンスに手間がかからないという印象ですが、実際に一条工務店のセゾンはメンテナンス要らずの家なんでしょうか？

 

･･･残念ながら、それは誤解！

 

確かにレンガの外壁は汚れに強く耐候性もありますが、その継ぎ目（接合部）が劣化して欠損してしまうケースも多いそうなので、定期的な点検とメンテナンスが必要らしいです。

 

他にも、標準装備としてついている床暖房やエコキュートも10年～15年で買い替えや修理が必要になるとのこと。

 

その頃には屋根の再塗装もしなければいけないでしょうし、新築から10年もすれば各種メンテナンス費用がドカンと肩にのしかかってくるってことですよね！？

 

月々のローン返済に加えて、メンテナンス費用まで貯めていかないといけないのか･･･と、ちょっとテンション下がった方も多いはず。（私もその一人ですが）

 

一条工務店のセゾンの場合、メンテナンスにどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

 

数人のオーナーさんのリアルな体験談によれば、10年目で100万円～200万円。

 

安く見積もっても3桁は覚悟しておいたほうが良さそうです。

 

参考までに具合的な内容もまとめておきますね。

 

• 外壁と屋根の再塗装
• 外壁のコーキングの交換
• ロスガード（空気交換のフィルター）の交換
• エコキュートのメンテナンス
• 太陽光発電設備のメンテナンス
• ジェットバスやミストのメンテナンス
• 床暖房のメンテナンス
• エアコンの室外機のメンテナンス
• 各種照明器具の交換やメンテナンス

 

10年目でこのすべてが必要になるというわけではありませんが、だいたいこのような部分で劣化が気になり始めるということは把握しておいたほうが良いでしょう。

 

ただ、ものによっては保証期間の範囲内かもしれませんし、その場合は無償でメンテナンスしてもらえる可能性もありますよね。

 

･･･というわけで一条工務店「セゾン」の保証内容を確認してみましょう。

 

• 構造躯体については30年の長期保証
• ただし、10年目と20年目に定期点検が必要で、場合によっては有料のメンテナンス工事あり
• 上記のメンテナンスを行えば、さらに10年間の保証がつく

 

ここでいう「長期保証」とは、構造部分に関することのみ。

 

防水や防虫は10年、クロスや建具、電気配線、ガラス･･･その他諸々はわずか2年しか保証されないようです。

 

つまり、不具合を無料で診てもらえたり直してもらえたりするのは新築から2年まで。

 

そこから先はたいていのメンテナンスが有料になってしまうということなんですよ！

 

1年で保証が切れてしまうものもあるので、もし、新築のセゾンで気になる部分があるのであれば、早め早めに連絡して点検してもらうことをオススメします！

 

 

ちなみに、一条工務店の公式サイトには「メンテナンスQ＆A」というページがあり、ドアのガタツキなどちょっとした不具合のメンテナンス方法が紹介されています。

 

自分でできることも結構ありますので、困った時はぜひ参考にしてみてくださいね。

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