一条工務店 セゾン 気密

ホーム ＞ 一条工務店の洋風注文住宅「セゾン」価格が気になる！ ＞ 一条工務店の気密性は超優秀だがセゾンの気密性は非公開だ！

ツイート　　

気密性には自信を持っている一条工務店、C値が高いことを宣伝している一方で、セゾンの気密性については公表してません。

 

セゾンの構法は気密性という点においては不利、一条工務店ですから滅多なことはなさそうですが、、、。

 

「家は性能」、公式HPにも、一条工務店の住宅を建てている現場のビニールシートにもデカデカと書かれているキャッチフレーズ。

 

ここで一条工務店がいう「性能」とは耐震、耐久、省エネ、、、などなど、住宅が持つ基本的な側面のこと。

 

基本性能が高ければ、安心して住むことができるし、省エネなど環境にも財布にも優しい生活が送れるといえるという主張。

 

間違っていませんね、国が推進する長期優良住宅の発想と根本は同じなのです。

 

さて、性能の中で省エネの鍵をにぎるのが高気密性と高断熱性。

 

高い気密性を持っている住宅は、隙間から熱が逃げたり、寒気が侵入したりということがありません。

 

合わせて高い断熱性を持っていれば、外気温に左右されることが少ないということ。

 

これら２つを高いレベルでクリアできれば、夢の省エネ住宅の完成です。

 

さて、住宅の気密性を表すのはC値というもので表されます。

 

かなり専門的な話になりますが、単位は「cm／平方m」、小さいほど気密性が高いということになります。

 

一条工務店が公表しているC値を見ていきましょう。

 

アイ・キューブで0.59、夢の家仕様で0.71。

 

 

このC値がどの程度のものなのかというと、温暖な地域(Ⅲ地域)における次世代省エネ基準の８倍。

 

北海道の基準もクリアできるほどの気密性ということ。

 

他の住宅メーカーが公表しているのが、5.0とか2.0ですから、いかに一条工務店が気密性に優れているかがわかるでしょう。

 

しかし、、、これらのC値は内外ダブル断熱構法を用いた「アイ・キューブ」の話であり、特殊な断熱材を用いた「夢の家」の話。

 

夢の家仕様でもない標準仕様の「セゾン」だったらどの程度の気密性が保たれているのか？

 

、、、困ったことに、不明なのです。

 

一条工務店は夢の家仕様を採用していないセゾンの気密性や断熱性を公表していません。

 

営業担当者にその辺を聞くと「アイ・キューブのちょっと下ですね」という何ともいえない答えが返ってくるとか。

 

大体アイ・キューブは構造壁を多用したツーバイシックス構法、一方セゾンは在来構法。

 

気密性を保つにはアイ・キューブのほうが相当有利、なのにセゾンの気密性は保たれているのでしょうか？

 

住宅が建っている地域にもよりますから、気密性＝家の快適性ではないのかもしれません。

 

窓ガラスについても、セゾンは他のシリーズと同様に、4枚ガラスを採用しています。

 

しかし「家は性能」とか高い気密性を喧伝しているならば、一条工務店は全商品についてC値を公表するぐらいの気概がほしいところです。

ツイート　　

スポンサーリンク