一条工務店 セゾン ハイドロテクトタイル

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内製化が好きな一条工務店には珍しく、最近ではTOTOのハイドロテクトタイルを用いた商品をラインアップしてます。

 

しかしセゾンではハイドロテクトタイルは使えなさそう、一条工務店風の外観のセゾンを敬遠する人もいるようで、、、。

 

ちょっとミッドセンチュリーデザインのレトロなコーヒーカップ、裏には「Toyotoki」の銘がありました。

 

東洋陶器つまり現在のTOTO。

 

現在では衛生陶器や住宅設備で誰もが知るところのメーカーですが、昭和40年代までは食器の製造も手がけていました。

 

食器の製造から手を引いて以降、ウォッシュレットやトルネード洗浄、セフィオンテクトなど住宅設備の技術開発に積極的。

 

「ハイドロテクトタイル」もその技術の一つです。

 

ハイドロテクト、光触媒の技術を応用したコート剤のことで、雨で汚れを落としたり、空気清浄をおこなう機能を持っています。

 

その機能を持つ外壁材が、ハイドロテクトタイル、メンテナンス不要という謳い文句の非常に優れた外壁材です。

 

しかしながら、壁面に用いるとものすごく値段が高い、、、数100万円かかるとか、、、そんな素材なのです。

 

一条工務店のヒット商品アイ・スマートなら標準で、アイ・キューブならオプションでハイドロテクトタイルを用いることができる。

 

アイ・キューブで上手くキャンペーンを利用するなら、数10万円で施工できるといいますからかなりお得、一条工務店さすがです。

 

しかし、これがセゾンになるとオプションでもハイドロテクトタイルを用いたという話を聞いたことがありません。

 

一条工務店の場合、ツーバイフォーにしかハイドロテクトタイルは用いることができないという仕様なのか？と思うのです、、、。

 

セゾンの外壁はご存知のように薄く形成されたレンガを貼り付けるか、吹き付け塗装を用いるか、併用するか。

 

これはこれでいい味だと思うのですが、サイディング全盛の現代から見るといささか古い感は否めない、いわゆる一条工務店風なのです。

 

レンガや吹き付け塗装を模したサイディングの方が新しさを感じる、ってかなり皮肉な感じもするのですが、、、。

 

サイディングを使いたい！もっと言うならハイドロテクトタイルを使いたい！そんな声がセゾンを検討している人から聞こえます。

 

でもねえ、ハイドロテクトタイルと変わらないぐらいレンガは非常に高い耐久性を持っているんですよ。

 

いや、実証されたわけでもないハイドロテクトタイルの耐久性なんかより、実証済みのレンガのほうが信頼できませんかね。

 

耐久性だけでなくハイドロテクトタイルのモダンなルックスが好きなんだ、、、うーん。

 

時が経つと、ハイドロテクトタイルの外観も陳腐化してしまうかもしれない。

 

そんなぐらいならば、一条工務店のセゾンの経年で味が出るレンガの外壁のほうがよさ気なのに。

 

まあ、叶わないとなると欲しくなるのが人間なのでしょうねえ。

 

こんな達観した言葉を放ちつつ、「ザ・一条」セゾンのレンガもいいモノだと強調しておきます。

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