一条工務店 セゾン 工法

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顧客が洋風住宅を志向しており、間取や天井高などに高い要望を持っている場合、工法から考えて一条工務店ではセゾンを推すことになります。

 

セゾンが用いている工法は木造軸組工法、融通の高さから一条工務店でも採用している工法なのです。

 

一条工務店が用いている工法は日本古来の木造軸組工法と、アメリカで主流の木造枠組壁工法。

 

結果、様々なバリエーションの住宅をラインアップすることができるようになったのです。

 

木造軸組工法を用いているのが、洋風住宅と和風住宅のそれぞれのフラッグシップである「セゾン」と「百年」。

 

造作材に無垢材を使うなど、上質さや格調の高さをインテリアで追求したセゾンは木造軸組工法ならではの商品。

 

また化粧梁を多用するなど、日本の伝統的な住宅を表現する百年も日本古来の木造軸組工法がぴったりなのです。

 

また、カタログやHPの施工例を見ていると、驚かされるのはセゾンや百年の外観バリエーション。

 

これも、工法による制約が少ないとされる、木造軸組工法ならでは。

 

セゾンも百年も平屋を大得意大得意にしています。

 

余裕のある天井の高さを実現できているのは、融通がきく木造軸組工法を採用しているからなのです。

 

一方、一条工務店は業界トップレベルの省エネ住宅を実現したアイ・キューブなど高性能住宅でも知られています。

 

家は性能、、、これはしばしば見かける一条工務店のキャッチフレーズ。

 

高い断熱性や気密性を持つものを高性能住宅と呼ぶのなら、適当な工法は木造枠組壁工法。

 

1970年代に日本にもたらされて以来、ツーバイフォーやツーバイシックスという名前であっという間に普及しました。

 

特徴は柱を中心にして組み立てていき、強度も柱と梁に左右される木造軸組工法に対して、壁で支える構造になっている点。

 

強度が高い壁を多用しますから、断熱性や気密性、そして耐震性や耐火性に優れるとされています。

 

特に、一条工務店が採用している工法は主要な部分にツーバイフォーよりも頑丈なツーバイシックスというフレームを用いるもの。

 

創業以来、高い耐震性を追求していた一条工務店にぴったりだったのです。

 

しかし、木造枠組壁工法は定形のフレームを組み立てていく工法なので、間取りの融通が効きづらいのが弱点。

 

例えばリフォームをする際に、壁を壊すといったことはよくおこなわれます。

 

そんな場合に柱を壊さなければ構造上影響が出ない木造軸組工法に対して、構造上壊せない壁があるのが木造枠組壁工法なのです。

 

一条工務店では間取上の要求が高い場合は木造軸組工法、それ以外は高気密高断熱が得意な木造枠組壁工法と使い分けています。

 

だからといってセゾンや百年の気密性や断熱性が、アイ・キューブなどと比較して大きく損なわれているわけではありません。

 

安心して木造軸組工法のセゾンで、思いのままの家造りをお楽しみください。

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