一条工務店 セゾン 柱

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一条工務店のセゾンは柱で支える在来構法を用いているので、より日本古来の家に近い造り。

 

加えて、セゾンの柱は太さも４寸角という一条工務店以外ではあまり見ないサイズのもの。

 

見た目でも理解できる高い強度が自慢なのです。

 

一条工務店のセゾンとアイ・スマートで悩んでいます、、、こんな話をよく耳にします。

 

外観から内装からテイストも何もかも違うんだし、何で悩むんだろうかと思うのです。

 

まあ、ヨーロッパ風を志向したのが好きならばセゾンでしょうし、モダンな雰囲気が好みならばアイ・スマート。

 

業界トップレベルの断熱性や気密性を求めるならばアイ・スマートと、まあはっきりしているはず。

 

しかし、建築費用で考えると、同価格帯に入ってきますから、悩むのはしょうがないのかもしれません。

 

内装で無垢材をふんだんに用いるのがセゾン、集成材を多く用いているのがアイ・スマート。

 

屋根を見るとセゾンは瓦葺き、アイ・スマートはガルバリウム鋼板。

 

ここにもヨーロッパ風と、モダンテイストの違いがはっきりと現れてくるのです。

 

では、内外観以外での違いを見ていっても、同じ一条工務店でもセゾンとアイ・スマートでは構造が全く違います。

 

セゾンは在来構法、木造軸組工法で建っている、つまり柱と梁で住宅を支える日本古来の伝統的技法で建てられています。

 

加えて用いられているのが「耐力壁」、柱・梁に加えて耐力壁で家を支えていますから地震などでも安全性が高い。

 

基本は柱と梁で支える作りになっていながら、強度が高い壁が補う形で住宅を支える。

 

そんな造りになっているのです。

 

一方、アイ・スマートはツーバイフォー(シックス)で建っている、こちらは壁、もしくは箱状の構造で住宅を支える方法。

 

欧米で一般的に用いられているのですが、日本に導入されて40年弱、すっかりおなじみになった構造です。

 

こっちも同じく地震に強いというのが、一条工務店の主張になります。

 

つまり柱で支える造り方が強そうだ！と考えるならばセゾン。

 

ツーバイフォーならではの気密性などの特徴を重視するならアイ・スマート。

 

そんな選択になるのではないでしょうか。

 

主に柱で家を支えているので、設計時や増改築の時に自由度が高いのがセゾン。

 

壁で支える造りなので、壁を抜いたり窓を開けたりする上で成約が多いのがアイ・スマート。

 

こんなところにも、同じ一条工務店ながら構造による違いが出てくるのです。

 

さて、セゾンで用いられている柱は４寸角、12cmなのですが、これはちょっと他の住宅メーカーでは目にしないサイズ。

 

柱の方が強そうだ！と思った人こそ納得の太さ、在来構法に対する安心感を高めてくれるサイズなのです。

 

和室の仕様は真壁を用いた本格的なもの、柱が見えているという和室でイメージしやすい造り、用いられている柱は檜の無垢材です。

 

ヨーロッパ風の造りではあるのですが、より日本古来の柱をメインにした造りに忠実なのがセゾンとなっています。

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