ザ・クラッソを上回る、リビングステーションのコーディネイト力
パナソニックのシステムキッチン、リビングステーションのLクラスはコーディネイト力に強みがあるブランド。
この点ではザ・クラッソもリビングステーションにやや押され気味です。
しかし、ザ・クラッソを単体で見るならば、デザイン力はなかなかのものがあるのです。
家電だけでなく、住宅設備でも着実にシェアを伸ばしつつあるパナソニック。
そのシステムキッチンのブランドが「リビングステーション」です。
ただ、リビングステーションと名前がつくラインナップは「Vスタイル」と「Lクラス」の2種類あるもの。
そして2つの価格帯が大きく異なっているのも、リビングステーションのややこしいところとなっています。
リビングステーションのVスタイルは、比較的安価なシリーズ、一方でLクラスは非常に高価なシリーズなのです。
ですから、TOTOのザ・クラッソと競合するのはLクラスの価格帯。
特に平屋建ての場合に重要になってくる、リビングなどのインテリアとのトータルコーディネート。
この点を考えるならば、Lクラスとの比較を考えていくのが良さそうです。
リビングステーションLクラスの最大のセールスポイントは、上質な素材感と細部までこだわるオーダーメイド感。
例えば取っ手の選べるバリエーションは9種類となかなか豊富。
扉のカラーは単色なら44種類、素材感があるものなら22種類。
気に入った色目がなければ、世界でただ1色のオーダーもできてしまうといいますから、他のメーカーとレベルが違います。
ですから、リビングステーションはインテリアとのコーディネートという点では、ザ・クラッソよりも一段ほど上。
もっというと、リビングステーションはフローリングやドアなども手がけているパナソニックの製品です。
「扉の色目とリビングステーションのパネルを全く同じものにして」といった非常に難しい注文もこなせてしまう。
新築で全ての内装をゼロから決めるという場合なら、リビングステーションはピカイチの強さを発揮しそうです。
もちろん、パナソニックのシステムキッチンならではのIH調理器のレイアウトや、使いやすさを追求したシンクのデザイン。
そして、大容量の収納といった数々の工夫は、リビングステーションでももちろん活かされています。
一方で、ザ・クラッソもリビングなどのインテリアとのコーディネートを重視したシリーズ。
ですが、リビングステーションまでの一体感や、オーダーメイド感をザ・クラッソに求めるのは難しくなってきます。
ただ、全く同じ色目にするということがコーディネートではない。
このように考えるならば、ザ・クラッソのデザイン自体は非常に優れたもの。
それだけに、リビングステーションと充分に対抗できると考えることが可能です。
室内全てをパナソニックで揃えたいとか、同じテイストで統一したいとか。
こんな風に考えるならば、リビングステーションはおすすめのブランド。
ザ・クラッソの使いやすさに惚れたとか、デザインが気に入ったとか。
システムキッチンを中心にしたLDKづくりを考えるなら、ザ・クラッソはイチオシのブランド。
こんな風に考えることができそうですね。
平屋建ての総合情報
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