建て替えの工期は長くて半年?工期は短いほうが良い?
建て替えの工期はどれぐらいが適切?
工期は短いほうが良いと聞くけれど、本当のところはどうなのか。
また、詐欺的な業者に引っかからないために注意したい点も記載しておきます。
建て替え工事の期間(工期)は、だいたい3〜6ヶ月が通常必要になってきます。
工事中は、なるべく現場を訪れるようにして、業者さんにお茶出しなどをするようにしてくださいね。
私が建て替えを行う場合、平日であれば、会社帰りに3日に一度は訪れたいと思っています。
夏であれば冷えた麦茶、冬であれば温かいコーヒーと、ちょっとしたお茶菓子などを持って訪れ、職人さんの労をねぎらってあげてください。
何度も顔を見せてくれる施主(お客)さんのことを、職人さんは大切にしてくれますから、自ずと建て替えられる家は長持ちになったり、良い出来になるものです。
その点、建売はこの職人さんとの接点が無い分、どういった行程を経て建ったのかわかりませんし、誰がどういった作業をしていたのかも分かりません。
しかし、工期が長くなればなるほど、仮住まいの賃貸費用が必要だったり、職人さんの日当が増えるため費用がかさんでしまうもの。
その点を逆手に取って、「工期が短いことが良い」という考え方もあるようですが、私はこの考えには反対です。
というのも、良い物を作ろうとする場合、必ず必要な時間があるわけです。
例え他から見て無駄だと思える作業工程があったとしても、それは職人さんが良い仕事をするために必要な、大切な手順なんですよね。
それを全て効率化のためと割りきって機会のように扱われると、腕の良い職人さんはゲンナリしてしまうでしょう。
ですから、むやみに工期を短くするための交渉をするのは反対です。
餅は餅屋と言われるように、建て替えについても専門家である建築会社が必要とする工期を優先させるのが良いでしょう。
- 新しい家が早く欲しい
- 仮住まいの期間を短くしたい
そういった施主さんの気持ちを十分理解した上で、良い物を作るために最短の工期を組んでくれているはずです。
ですから提示された工期に従い、工期中は職人さんとの触れ合い、建築会社との関係構築を楽しみたいですね。
しかし、中にはイタズラに工期を伸ばそうとする詐欺的な会社もあるようです。
そういった建築会社に依頼をしないよう注意したいですが、もし、契約後そういった節が見られるようであれば、別の工務店や設計事務所に相談し、提示されている工期が適切かどうか見てもらうのが必要ですね。
当然、専門家に調査を依頼するわけですから、費用はかかってくるでしょうけれど、後々のトラブルを回避するためにもケチってはいけません。
そして、万が一詐欺の可能性があるようでしたら、然るべき機関に相談し、契約の破棄を進めてください。
泣き寝入りだけは絶対にしないでくださいね。
多額の借金を返済していくのは、他でもないあなたです。
安物買いの銭失いではありませんが、建て替えをお願いする業者選定を間違えると、後々時間とお金を浪費することになりますから、初めの一歩は慎重に!
平屋建ての総合情報
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