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住友林業の家は寒い！？理由は換気システムにあった！

 

建材から発生する有害な化学物質やカビ、ダニ、ホコリ、花粉･･･とアレルギーの原因は様々。

 

発症のリスクを低減するためには、室内の空気を常に清浄にコントロールする必要があります。

 

そこで活躍してくれるのが換気システム！

 

今はどこの住宅でも設置が義務付けられていますが、メーカーによってその性能は異なります。

 

住友林業の家ではどのようなタイプの換気システムが搭載されているのか調べてみました！

 

 

昔の家には、わざわざ空気の状態をコントロールする仕組みなどついてはいませんでした。

 

それは、住宅の気密性や断熱性が今ほど高くはなかったから。

 

家のスペックが上がっているからこそ、空気もオートマチックに管理する時代なのです。

 

目次

 

• 家相学に学ぶ！換気の重要性
• 構法別の換気システムを確認しておこう
• 住友林業の家の換気システム、口コミ評価が低い理由は？
• 住友林業換気システムの口コミその１「寒い」
• 住友林業換気システムの口コミその２「乾燥する」

風水や家相学では、空間に流れる“気”の質を重要視します。

 

「“気”なんて目に見えないでしょ。ホントにそんなものがあるのかどうか、怪しいものだ。風水や家相なんて、ただの迷信」

 

そのようにおっしゃる方もいるでしょうが、それなら「空気」の流れを意識してみてください。

 

空気も目には見えませんが、確かにそこにあって私たちの心身の健康に影響を与えているもの。

 

だからこそ、家作りにおいては換気システムの性能にもこだわる必要があるのです。

 

住友林業の家の場合は構法によって異なる換気システムが採用されており、いずれにしても室内の空気が常に清浄に保たれるようにコントロールされています。

 

今となっては有害な揮発物質を含む建材を使って家を建てているメーカーなんてあり得ないと思いますが、何がアレルギーを引き起こすかはわからないもの。

 

どんな換気システムが使われているのか、その性能を知っておくことは自分や家族の健康を守る上で非常に大切なことです。

住友林業の家といえば、幅広の柱を使ったビッグフレーム構法が有名ですよね。

 

出典：住友林業の家「BF構法」/

 

この構法では「24時間計画換気システム」が採用されており、2時間に1回は家中の空気が入れ替わるような仕組みになっています。

 

トイレ、キッチン、お風呂などに換気ユニットがついており、ニオイや湿気を排出。

 

一方で、リビングの給気口から新鮮な空気を取り込んでいます。

 

「きづれパネル」という面材で家を支えるマルチバランス構法でも同じ換気システムが使われています。

 

 

これに対して、同じ住友林業の家でも2×4（ツーバイフォー）工法では全館空調システムを搭載。

 

 

全館空調というのは、単に空気を交換するだけではなく家全体の室温を一定に保つことができるシステムのことです。（要するに、換気だけではないく温度・湿度管理ができるということ！）

 

住友林業の家の換気システムについて調べていくと、実際に建てた方の口コミ評価が低いことに気づきます。

 

24時間換気システムには第一種、二種、三種とあるのですが、住友林業の家が標準装備しているのは第三種。

 

出典：https://sfc.jp/ie/technology/tech/kihon/kuuki.html

 

これは室内の空気を機械的に（強制的に）排気して、その圧力の差を利用して外から自然に空気を取り入れるという換気システムです。

 

この方法だと外気温の影響を受けやすいという弱点があり、冬場は室内が寒くなってしまうのだとか。

 

ゆえに、「住友林業の家は寒い」というウワサもあります。

 

一方、第一種換気システムだと外の空気を室内の温度に近づけた状態で取り込むことができるため、外気温の影響を受けにくいのだとか。

 

そのため、後になってから第三種　→　第一種換気システムに仕様変更するオーナーさんも多いそうです。

 

 

第３種換気システムは、第１種換気システムに比べれば、換気性能は劣ると言えますが、それでも十分な換気の効果はあります。

 

なにより、設置費用や電気代等が第１種換気システムに比べて安く、メンテナンスも楽になるので、一般的な住宅へは第３種換気システムが採用されるケースが多いです。

 

住友林業では標準仕様では第３種換気システム、３階建てなどイレギュラーなケースでは第１種換気システムを使用しています。

窓を開けて換気すると外の空気がダイレクトに入るため、部屋の中が暑くなったり寒くなったりしますが、24時間換気システムの場合はどうなのか調べました。

 

気にならない人がいる一方で、給気口の設置場所によっては寒さが気になるという方もいるようです。

 

 

第１種換気システムの場合は基本的に熱交換機を一緒に使用する為、問題ないのですが、第３種換気システムの場合は、温度調節等は特にしていない為、外の温度そのままの空気が入ってしまうようです。

 

寒い空気や暑い空気が入ってくるので、給気口をふさぎたいと思う方もいるようですが、給気口をふさぐと、今度は室内の空気が外に出ていきにくくなります。

 

一見、快適な室温がキープされる名案に感じますよね。

 

室内の空気が出ていきにくいという事は、湿気や二酸化炭素等も出ていかないため、結露やカビが発生しやすくなったり、頭痛や眠気といった不調が出てくる場合があります。

 

知り合いの家で24時間換気システムが故障した際、入居後初めて換気システムが止まった状態で数日過ごしたのだとか。

 

普段、意識しない部分なので実際に止まると、その恩恵が分かりやすくなりますね。

24時間換気システムのデメリットとして、空気が乾燥する事を気にしている方も多い様です。

 

実際に住んでいる方も、乾燥に困っている様です。

 

 

 

夏はともかく、冬の乾燥は困りますよね。

 

なぜ乾燥するのかといえば、こちらも外気を取り込んでいるのが原因です。

 

特に太平洋側に住んでいる方は、地域的にも雪があまり降らない代わりに空気が乾燥しているので、当然、取り込む外気は乾燥しています。

 

天気予報等でも、乾燥注意報が発令されたりしていますよね。

 

我が家も、24時間換気システムのせいなのか、冬になると空気がとても乾燥します。

 

洗濯物は室内干しでもしっかり乾くので、それは助かるのですが、加湿器をつけずに寝ると、朝起きたときに喉が痛くなることもしばしばです。

 

新型コロナが流行している今では、喉が痛くなるたびに、もしかして・・・と心配の種になるので加湿器が欠かせません。

 

しかし乾燥しているのは、24時間換気システムのせいだけではないかもしれません。

 

家の中が暖かい事も乾燥の一因になります。

 

乾燥しているという事は、空気中に含まれる水分量が減っていると思われるでしょう。

 

確かにそれもありますが、実は空気が含んでいる水分量は変わらなくても、温度が異なれば湿度は変わります。

 

水の中に砂糖を入れた状態と、お湯の中に砂糖を入れた状態を想像してもらうと分かりやすいかもしれません。

 

水温によって、溶ける砂糖の量が変わるのと同様に、温度が上がると空気中に保持可能な水分量が多くなります。

 

私たちが日常的にチェックする湿度は、この空気中に保持可能な水分量に対し、現状含まれている水分量の割合です。

 

そのため、寒い昔の家に比べると、暖かい今の家は乾燥していると感じるわけです。

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