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フラット35に火災保険は必須!その理由と選び方の基本

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フラット35は、住宅金融支援機構が提供する長期固定金利の住宅ローン。

 

フラット35でローンを組む際には原則として火災保険への加入が求められ、機構の特約火災保険、もしくは同程度の要件を満たす選択対象火災保険のいずれかを選ぶことができます。

 

ここでは、その違いや利用上の注意点などをまとめてみたワン。

 

多くの持ち家さんが利用しているフラット35。

 

火災保険への加入が必須なのはなぜ?また、どんな火災保険だったらOKなのでしょうか?

 

ローンを組むなら火災保険は必須です。

家を建てる時、火災保険に入るか/入らないか。

 

これ、究極的には個人の自由ですよね。

 

「万が一火事に遭って家が燃えても、まあ、貯金でどうにかなるし。むしろ、また新しい家に住み替えられる良いチャンスかもしれないし!」

 

と楽観的に考えられるだけのお金の余裕があるのであれば、火災保険は要らないのかもしれません。

 

ですが、たいていの方はフラット35などのローンを組んで家を建てるわけですよね。

 

その家を担保にお金を借りているわけですから、マイホームと言いつつも実はそれは完全に自分のものではないわけで。

 

家が燃えると担保がなくなる!お金が返せなくなる!

 

・・・ということで、お金を貸している金融機関も困ってしまいます。

 

というわけで、ローンを組むなら火災保険は必須。

 

フラット35なら、住宅金融支援機構でローンを組んだ人のみが加入できる「特約火災保険」というものがあります。

 

一般的な火災保険と比べて保険料が安いという特徴がありますが、対象は「建物」のみ。

 

家財に被害があっても補償を受けられませんので、ある程度の割り切りが必要ですね。

 

一方、特約火災保険と同程度の要件であることを認められた火災保険であれば、民間の火災保険を自由に選択して加入することもできます。

 

(こちらは「選択対象火災保険」と呼ばれています)

 

定める要件を満たす火災保険、とは?

では、フラット35が求める「要件を満たす火災保険」とはどのようなものでしょうか?

 

ここはあまり難しく考える必要はなく、法律に基づいて運営されている火災保険であれば基本的にはOK。

 

最低限、満たすべき条件を以下にまとめましたので参考にしてみてください!

 

選択対象火災保険の要件
  • 建物の火災による損害を補償する保険である(損害保険会社の火災保険や共済団体による火災共済)
  • ローンの残高以上の保険金額を設定している(建物の評価額を上限とする)・・・等

 

この条件を満たす火災保険であれば、万が一の火事の際にも住宅金融支援機構が損をすることはない!

 

だから安心してお金を貸せますよ、ということですね。

 

途中で見直すことも大事です。

ちなみに、上記の要件を見てもわかる通り、フラット35を利用した場合には火災保険は長期一括で払うことになります。

 

つまり、月払いとか年払いではなく、5年、10年とまとまった期間分をど~んと支払うことになるわけですね。

 

そうなると、「途中で内容を見直すことができないんじゃないか」と不安になる方もいるかもしれません。

 

ですが、実際は途中での見直しも可能!

 

5年も経てば家の価値も落ちていますし、家族のライフスタイルも変わるでしょう。

 

お子さんが独立して出て行ったということなら、万が一の備えにそこまでウェイトを置く必要はないのでは?

 

質権がついている場合は住宅金融支援機構の許可が必要ですが、補償金額を見直したりもできるようなので、入りっぱなしというわけではないんですよ。

 

もちろん、フラット35の特約の火災保険から他社の保険に切り替えるのもOKです。

 

フラット35は火災保険についてもなんだかあれこれ条件がついて面倒くさそうだな、と思っている方も多いかもしれませんが、意外と自由度は高めなんですね!

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