プリウス＆スマートハウスで、急な停電も怖くない！
世界中でヒットを飛ばしたトヨタのプリウス。
実は、スマートハウスで使う電力を供給する「電池」としても利用価値があることをご存知でしょうか？
ここでは、スマートハウス×プリウスの最新コラボレーションに注目してみました！
水素で走る燃料電池車「MIRAI（ミライ）」を発表したトヨタですが、主力製品といえばやっぱりプリウス。
進化を続けてきたその技術は、スマートハウスでも存分に生かされています。
ハイブリッドカーとして世界初の量産車となったトヨタのプリウス。
全世界で驚異的なヒットを飛ばし、今なお売れ続けています。
技術革新を重ね、「充電できる」という機能を備えたプラグインハイブリッド（PHV）のプリウスも登場しています。
実はこのプリウスPHVは、スマートハウスとの連携プレーでその能力を存分に発揮できるのだとか。
自動車用の充電システムが搭載されているスマートハウスでは、太陽光発電で発電した電気を使ってプリウスに充電することができますし、プリウスのバッテリーに残っている電力で家庭用の電力を補うこともできます。（フル充電で一般家庭の約4日分）
トヨタホームのHEMSのシステムを利用すれば、出かける前に車の充電状態を確認したり、「この残量でどれだけの距離を走行できるか」も一目でわかります。
また、「わざわざ車まで行ってスイッチを入れて･･･」なんて面倒なことをしなくても、家の中から車の空調操作ができるので、出かける前にクーラーを入れて車内を冷やしておくこともできるのです！（プレ空調という機能です。）
いくら階段のない平屋とはいえ、真夏に部屋から出るのは億劫ですし、車内の熱気に直撃されるのは堪りません！！
私の周りの人たちを見ていると、「家を買った後に車を買い替える」というパターンが多いですね。
「住宅ローンが大変」と嘆いているわりには、プラスで数百万円のお買い物･･･。
スマートハウスという、あまりにも高額な買い物をしてしまうと金銭感覚がマヒしてしまうのでしょうか？
しかし、さきほどご紹介した通り、車が持つ「電池」としての側面を活かせばエネルギーという観点では非常にお得な使い方ができるという考え方もあります。
では、肝心のプリウスPHVの価格はおいくらほどなのでしょうか？
公式に発表されている情報を参考にすると、メーカー希望価格で2,945,314円。
CEV補助金を利用すると、最大で12万円お安くなります。
電気でもガソリンでも走り、おまけに燃費が良い！というメリットから考えると、デザイン料だけで高額な外車に比べるとかなりコスパの高い車だと言えるでしょう。
ちなみに、電池は4.4ｋWhのリチウムイオン蓄電池が搭載されており、電気だけで走れる走行距離は26.4kmです。
スマートハウスと車を連動させるシステムがあれば、万が一の停電の際にも、車からの電力供給でほぼ通常を変わらない日常生活を送ることができます。
プリウスに関して言えば、フル充電で40kWhの電力を確保できるということで、よほど電力を使うご家庭でない限り約4日は生活できます。
では、よくプリウスとの比較対象として挙げられる日産のリーフはどうなのか？というと、こちらは24kWhとのこと。
もちろん、メーカー各社は「追いつけ、追い越せ」で技術開発を進めていますから技術は日進月歩でバージョンアップしていくでしょうが、現段階ではトヨタのプリウスに軍配が上がるようです。
ただ、個人的には、「PHVがEVで走行できる距離（26.4km）って意外と少ないんだ～」という印象です。
まあ、毎日の通勤距離はたかが知れていますからこのくらいあれば十分なのかもしれませんが、これだと毎日充電が必要ですよね？
スマートハウスとの関係性だけで見ればメリットが大きいと思うのですが、車として考えると不便さや不安を感じる機会も多いのではないでしょうか？（充電できるスポットもまだ限られているわけですし･･･）
私が普段乗っている電動自転車のバッテリーは、1回の充電で40km走行できます。
自動車と自転車では動かす物の大きさが違いますから比較するのはどうかと思いますが、せめてプリウスも1回の充電で50kmは走れるようになって欲しいですね！
ちなみに、三菱のアウトランダーPHEVは最長で60.2kmのEV走行ができるそうです！
平屋建ての総合情報
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