スマートハウス 三菱電機

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今や、事業分野を問わず多くのメーカーが参入しているスマートハウス分野。

 

メーカー各社がこぞって開発を急いでいるのが、その中核となるHEMSシステムですが、三菱電機の商品にはどんな特徴があるのでしょうか？

 

家電が売れなくなった･･･と言われる時代ですが、だからといって日本の産業界を支えてきた電気メーカー各社が黙っているわけがない！

 

今、電気メーカーはスマートハウスに対応した家電やシステムの開発に注力しています。

 

もちろん三菱電機も例外ではなく、家電をネットワークでつないで動作モードやエネルギー消費量を管理する「HEMS」を販売し、実際にすでにスマートハウスへの搭載実績もあります。

 

太陽光発電システムで発電する電気量や、蓄電池や電気自動車に貯蔵される電気を総合的にマネジメントできるシステムで、14種類もの機種（設備や家電）に対応しているのだとか。。

 

具体的には、エアコンや冷蔵庫、液晶テレビ、エコキュート、IHクッキングヒーター、ヒートポンプ式冷温水システム、EV（電気自動車）用パワーコンディショナー･･･等々。

 

おまけにスマートフォンともリンクできるということで、まさに時代の最先端を行く技術なんですよ！

 

外出先からでもエアコンの運転モードを変更できたり、お風呂のお湯はりができたりするのは大変助かりますよね。

 

家電の消し忘れなども一括で確認できるということで、「ついうっかり」が原因の火災や犯罪を防止できるという心強いメリットもある三菱電機のHEMS。

 

実際には、どんなメーカーのスマートハウスに導入されているのでしょうか。

 

設置事例として公式HPに挙げられていたのは、広島県の山根木材ホーム㈱さんのスマートハウス。

 

こちらでは、「三菱フルスペックHEMSパック」というシステムを導入したそうです。

 

う～ん、ネーミングだけでも「スペックが高そう！」と分かるシステムですね。

 

具体的には、太陽光発電システムとHEMSシステム、ルームエアコン、冷蔵庫、テレビ、換気システム、IHクッキングヒーター、エコキュートなどの設備が搭載されています。

 

実際に三菱電機のHEMSを取り入れたスマートハウスに住んだ方の声なども掲載されていたのですが、「電気の動きを“見える化”したけではなく、自分たちで家電をコントロールすることによってエコ意識を高められる」という点が評価されています。

 

リビングのTVで他の部屋のエアコン操作もできてしまうそうですから、これは便利ですよね！

 

いくら平屋で階段がないとは言っても、「あ、エアコン切り忘れた」という時に席を立ってわざわざ消しに行くのは億劫ですから･･･。

 

HEMSのシステムは、メーカーのカラーが出やすいというのが私の実感です。

 

では、三菱HEMSの特徴は？と言えば、単にエネルギーの流れや消費量を「見て確認する」というだけではなくて、スマホなどを使って「自分自身で家電に働きかけることによって省エネできる」という点でしょう。

 

三菱電機のHEMSは無線LANに対応しているので、機器間での膨大なデータのやり取りもスムーズだという点も強みですね。

 

ただ、一部の声では、「見せ方が下手」という意見もあります。

 

例えば、サンヨーホームズが手掛けるスマートハウスでは、「SANZO」というロボットに話しかけることによってエアコンのON・OFFを切り替えられたり、お湯はりができたりします。

 

三菱HEMSには、そういう遊びゴコロが足りないのでは･･･と指摘されていますね。

 

確かに、住宅の場合、そのシステムを使うのはなんらエネルギー管理の知識を持たない一般の方がですからね。

 

若い奥様が長く使っていくなら、楽しんで省エネができるようなデザインのほうが良いのではないでしょうか！？

 

ターゲットをどこまで絞り込めるか、そのターゲットに対してどこまで目線を合わせられるかが勝負の鍵を握ると言っても過言ではないでしょう。

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