スマートハウス 売電収入

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スマートハウスで売電収入!年間の収入額はどのくらい?

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電気の自給自足が可能なスマートハウス。

 

余った電気は売電収入に変えることができますが、具体的には年間どのくらいの金額になるのでしょうか?

 

スマートハウスの売電収入の相場金額や、収入をアップさせるために知っておくべきポイントについてまとめました。

 

東日本大震災以降、一般市民にとっても「エネルギー源の確保の難しさ」は身近で深刻な問題となっています。

 

そんな中、「それなら自宅で電気を作っちゃえば良いじゃん!それでもって、余ったら売れば良いじゃん!」という合理的な発想から生まれたのが「売電」という制度です。

 

「電気を売る」という新しい発想

「売電収入」とは、その名の通り、電気を売って収入を得ることです。

 

かつては一般住宅で電気を作って売るなんて考えられない発想でしたが、太陽光発電システムを搭載したスマートハウスが普及し始めた今、売電収入を得ることは別段珍しいことでもなくなりつつあります。

 

スマートハウスとは、簡単に言えば「自宅でエネルギー(電気)を創り、それを溜めておいて日常生活に利用する」という住宅のことで、つまり「エネルギーを自給自足できる家」ということになります。

 

この時、余った分のエネルギー量に、売電価格を乗じたものが「売電収入」となるわけです。

 

例えば、4kWの太陽光発電パネルを搭載しているお宅で、年間4,000kWhの発電量があると仮定します。

 

この時、全体の5割を自宅で利用しているとしたら、残りの5割は売電できるということになりますよね。

 

売電単価が35円とした場合は、4,000×0.5×35=70,000円の売電収入を得ることができます。

 

実際にはどのくらいの収入になるの?

スマートハウスに搭載する太陽光発電システムは、一般住宅用で約200万円の費用が必要となります。

 

さらに、家庭用蓄電池が100万円、エネルギーを管理するシステムであるHEMSが10万円ほどかかりますから、設備をそろえるだけでも数百万円オーダーの初期投資が必要となります。(機器のグレードやメーカーによっても金額には開きがあります)

 

自治体から補助金が出るとはいえ、数万、数十万円で設置できるようなものでないことは確かです。

 

それだけの費用をかけて設備を導入するわけですから、できればそれに見合う成果(売電収入)を得たいと思うのは当然ですね。

 

一般的に、スマートハウスではどのくらいの売電収入が得られるのか?

 

例えば、セキスイハイムの「進・スマートハイム」というスマートハウスでは、年間51,000円の売電収入を得られるというのが謳い文句。

 

しかも、光熱費はゼロになる!ということです。

 

例えば我が家は月に約2万円の光熱費が発生していますので、年間では24万円。

 

これがゼロになって、おまけに約5万円の売電収入があるとしたら、トータルで30万円近く得をしていることになりますよね。

 

かなりざっくりとした試算ではありますが、約10年でペイできるということ!

 

調べてみたところ、地域によっても異なりますが(日照時間が異なるため)年間で10万円もの売電収入を得ているお宅もあるようです。

 

売電収入を増やすテクニックとは

太陽光発電による発電量は、言うまでもなく気象条件に左右されます。

 

全く同じ性能を持ったスマートハウスを建てたとしても、建てた地域によって発電量に差が出ますので、売電収入も違ってきます。

 

大切なのは、太陽光発電設備の「容量」の見極め。

 

一般住宅では3~4kWが標準的ですが、ここを増やしてパネルを多く搭載すれば、それだけ発電できる量も多くなるわけです。

 

確かに・・・近所で太陽光発電パネルを搭載しているお宅の外観を参考にしてみると、屋根の傾斜が緩め、もしくはフラットでキューブのような形状の家が多いという印象です。

 

ちなみに、セキスイハイムの「進・スマートハイム」では、最適な電気使用をコンサルディングしてくれる機能がついたHEMSが特徴的!

 

単に「電気の使い道や使用量を把握できる」というだけではなく、各家庭のライフスタイルに合わせた省エネのツボをアドバイスしてくれるということなので、これが結果的に売電収入アップにもつながっていくと期待できます。

 

省エネというのは、自分たちの意識だけではどうにもならないこともありますからね。

 

こういった進化したシステムがどんどんできてくると、「エコなんて自分には関係のないこと」と思っている方のエコ意識も高まりそうですね!

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