リフォームでスマートハウスに大変身!価格はどのくらい?
新築するよりも、古民家をリフォームしてスマートハウス化したほうがエコなんじゃないの?
・・・そんな考えで住宅購入のプランを練っている方も多いようです。
実際のところはどうなのか、価格はどのくらいになるのか?
ここでは、スマートハウスへのリフォーム事例も参考にしながらご紹介していきます。
一戸建てを購入するといっても、様々な選択肢があります。
「スマートハウスに住みたい」という条件がある時、新築以外にどんな方法が考えられるのでしょうか。
賃貸のマンションやアパート暮らしに慣れてしまい、家を建てるにしても
「まあ、そんなに広い家はいらないかな」
「平屋で十分だよね」
という感覚を持つようになってきたという方も多いのではないでしょうか?
実際、最近はシンプルな平屋建てが人気。
価格が安めの平屋の古民家を買って、リフォームして住むという選択をされる方も多いようです。
しかし、「スマートハウスに住みたい!」という希望がある場合はどうなるのでしょうか。
古民家にスマートハウスの設備を後付してスマート化するのは可能なのか?・・・その答えは、「YES」です。
その一例として挙げられるのが、三井のリフォームが手掛けた筑50年の家のスマートハウス化。
エコ機器を搭載するだけではなく、通風や採光、動線、断熱、耐震など家の構造そのものを大きくリフォームし、価格は30坪で約860万円でした。(東急線の自由が丘駅近くに、そのモデルハウスがあるそうです)
こうなってくると、リフォームというよりリノベーションですよね。
また、ミサワホームでも、既筑住宅をスマートハウス化する事業を展開しています。
上記の例から見てもわかる通り、「既にある建物をスマートハウス化する」という場合には、単に太陽光発電システムや蓄電池、HEMSを取り付ければ良いというわけではありません。
太陽光発電のパネルを載せるためには、その重さに耐えうるだけの強度が必要ですし、断熱性や気密性の低い家でHEMSをつけても期待するような省エネ効果は得られないでしょう。
つまり、躯体そのものに手を入れなければいけないということで、その分だけリフォームの価格も高くなるということです。
単純にスマート設備を搭載するのであれば、
太陽光発電が200万円、
蓄電池が100万円、
HEMSが10~50万円くらいで
ざっと300万円~400万円の価格になるのですが、その他の工事も含めると定額制のリフォームでもトータルで1,000万円~1,500万円は覚悟しておいたほうが良さそうです。
リフォームするだけでもそんな価格になるのか・・・とガッカリした方もいらっしゃるかもしれませんが、実は費用を削減するコツがあります。
それは、
補助金を利用すること。
エネルギー資源の確保が国全体の問題となっている今、政府は、エネルギーの自給自足ができるスマートハウスの普及に注力しており、様々な支援策を提供しているのです。
その流れで、各自治体も補助金制度を設けており、トータルで数十万円の節約になるケースもあります。(具体的な金額については、各自治体の公式HPを参考にしてみましょう。)
例えば私が住んでいる街では、太陽光発電で4万円、燃料電池(エネファーム)が10万円、蓄電池が1kMhあたり20,000円、HEMSで1万円の補助金を受け取ることができます。
知り合いのお宅は、トータルで30万円ほど節約できた!と言っていましたよ。
スマートハウスの普及率が上がれば、こういったラッキーな制度も廃止されてしまうでしょう。
リフォームするなら、「今」ってことかもしれませんね!
平屋建ての総合情報
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