富士通が、スマートハウスを使って新しい技術を開発!
システム系の技術で有名な富士通ですが、スマートハウスの分野ではどんな形で参入しているのでしょうか?
調べてみたところ、他のメーカーとは一味違った目の付け所で技術開発を進めているようです。
次世代のスマートハウスで注目を集めそうな、富士通の新しいシステムにクローズアップ!
富士通って、名前は知っているけど何を作っている会社なのかイマイチわからない・・・。
そんな方も多いかもしれませんが、実は、今トレンドのスマートハウスでも最新の技術を提供している企業なのです。
富士通と言えば、一般の方にとってはパソコンやエアコンのメーカーというくらいの認識しかないかもしれませんね。
実際は、システム開発がメインで、スマートハウス事業にも参入しているんです。
例えば、エネルギーの使用状況を管理するHEMSのネットワーク制御を行う「SSPF(スマートセンシングプラットフォーム)」というソフトが有名です。
スマートハウスでは、太陽光発電や家電など様々な機器をつないでデータを収集したり動作を管理したりすることになるわけですが、この時、機器による規格の違いを吸収して一括操作するための「中枢=HUB(ハブ)」となる役割を果たしているのです。
さらにもうひとつ、富士通には注目の技術が!
スマートハウスのあちらこちらにセンサー(人感センサーや照度センサー)を設置することにより、住む人の運動機能の異常を検知できるシステムを開発したのです。
「住む人が生活の中のどんな動作に困難を感じているか」
「どんな場所で転びやすいのか」
といった問題点を抽出できるため、障がいを持った方や高齢者の方が自立した生活をしていくための課題点を見つけることができるのです。
超・高齢化社会がやってくると言われるこれからの日本に、必要不可欠な技術開発だと言えるでしょう。
少子化、超高齢化が深刻な社会問題となっている日本においては、今後、持病や障がいを持っていても一人で自立した生活を送らなければならないケースも増えてくるでしょう。
その時、生活の中のどんな部分に助けが必要なのか?どこを改善すればケガのリスクが減るのか?を知っておくことは非常に大切なことです。
そこに目をつけた富士通は、アイルランドのCASALAという研究機関と共同で研究を進めてきたのだとか。
具体的には、スマートハウスに住んでいる患者や高齢者を対象に、110種類ものセンサーを使って彼らの日常生活の動きを分析。
ドア、ベッド、照明、窓、患者の身体・・・家の中のあらゆる場所にセンサーを取り付けることによって、運動機能不全の傾向を洗いだしたというわけです。
例えば、歩く時に右足を引きずっている、ドアの開け閉めの時に片方の足をはさみやすい、階段を降りる時にバランスを崩しやすい・・・等々。
平屋でも、ちょっとした段差でバランスを崩して骨折・・・ってよくあるパターンですからね。
行動のクセが全くわからない状態で一人暮らしをさせるより、どんな状況下でケガをしやすいのかを事前に把握しておいたほうが対策を取りやすいのです。
身体にハンディアップを持った方のQOLを高める上では、非常に意義深い研究です。
スマートハウスと言うと、ともすれば「エコ」の部分ばかりがクローズアップされがちですよね。
しかし、実際は、家電やコンロの消し忘れを教えてくれたり、外出先から玄関の施錠が確認できたり・・・
と、高齢者の方にとって安心な家でもあるわけです。
富士通のような研究開発がもっともっと本格的に進んでいけば、住む人の身体の機能・状態に合わせてカスタマイズされたスマートハウスもできてくるのではないでしょうか。
「いくつになっても、できることは自分でやって、自律した生活をしたい!」という気持ちをバックアップするための家づくり。
これも、スマートハウスの一つの形なんですね。
私も、高齢の両親と離れて暮らす身として、この分野での今後の技術発展に期待を寄せています!
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