スマートハウス 間取り

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スマートハウスに搭載する設備は、オプションで選ぶことができます。

 

そこで金額も調整できるわけですが、もっと大事な間取りの自由度はどうなっているのでしょうか？

 

家を建てる際には、大きく分けると2つの選択肢があります。

 

それは、「注文住宅」なのか、それとも「規格住宅」なのか？

 

注文住宅とは、建てる人の希望に応じて自由に設計できる家のことで、間取りの自由度が高いというメリットがあります。

 

一つ一つの素材や部材についても、選択肢の幅が広いようです。

 

ただし、その分だけ費用も高額になりますし、細部にこだわればこだわるほどに手間と労力を要します。

 

一方、規格住宅は、メーカー側の規格に沿った住宅。

 

ちょっと語弊があるかもしれませんが、「オーダー品」と「既製品」（またはセミオーダー）くらいの違いがあると捉えておくとわかりやすいでしょう。

 

では、スマートハウスはどうなのか？と言えば、各社のプランは間取りが固定された規格住宅であるケースが多く、自由度は低めのよう。

 

何かを変更すれば注文住宅扱いになって費用が一気に跳ね上がるという話もあります。

 

なぜ規格住宅が多いのか？と言うと、特別な設備を搭載する分だけ単価が高くなってしまうので、間取りやインテリア、エクステリアの選択肢を狭めることで低価格を実現していこうという狙いがあるようです。

 

デザインもシンプルで万人受けするものが多いので、「外観にはあまりこだわらず、とにかくスペックの高いスマートな家に住みたい！」という方には規格住宅でも十分なのかもしれません。

 

それに、いくら注文住宅と言っても、家相（日当たりや水廻りの方角など）の面から考えればだいたい間取りは決まってくるものです。

 

言うほど、間取りのバリエーションは多くない！というのが、建てた方の実感のようですね。

 

では、みなさんは具体的にどんな間取りのスマートハウスを選んでいるのでしょうか？

 

いくつかのハウスメーカーの間取りを見てみると、最近はLDKの間取りが多いようですね。

 

要するに、リビングとダイニングとキッチンを一体化させてひとつながりにするという間取りです。

 

確かに、賃貸マンションもこのタイプが多いですし、実際に住んでみると開放感があり、風通しも良いです。

 

また、一つ一つの部屋をしっかりと区切ってしまうのではなく、可動式の間仕切り家具などを使って「曖昧に」区切り、自由に部屋のサイズを調整できるような間取りにしているケースも多いですね。

 

「一人の時間も大切にしたいけど、家族みんなで過ごす団らんタイムも大切にしたい」という現代人の心情をよく汲んでいると言えるのではないでしょうか。

 

個人的に注目したいのは、トヨタホームの「Smart Stage」。

 

間仕切り壁や可動収納で空間を自由にアレンジできるというのが謳い文句です。

 

これなら、夫婦二人→子供が生まれる→兄弟が生まれる→子供が独立して二人になるというライフステージの変化にもフレキシブルに対応できそうですね。

 

間仕切り家具をつかって「曖昧な感じに部屋を区切れる」という点が、今っぽいですね！

 

平屋だと、2階がない分だけ部屋が少なめになりますから、こういったシステムで自由に部屋の数を調整できるというのはありがたいのではないでしょうか。

 

単に「省エネ」の機能を追求するばかりではなく、暮らしやすさの面でも「スマート」であることがスマートハウスに求められる新しいカタチなのかもしれません。

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