スマートハウス エアコン

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住宅の省エネとエアコンは切っても切り離せない関係にあります。

 

しかし、省エネにつながるような適切な温度管理というのは、素人にはなかなか難しいですよね。

 

だからこそ、スマートハウスの需要が伸びているのです！

 

「エネルギーの無駄使いをカットすることで、地球環境の保全と家計のお財布を保護する」というのがスマートハウスの究極的な目的。

 

中でも、一般家庭のエアコンによる電力消費量を減らすことにはかなりウェイトを置いて開発されているようです。

 

自慢じゃありませんが、我が家はエコピープル。

 

電気やガスの無駄使いにはかなり厳しいほうではないかと自負しています。

 

夏場も基本的にエアコンは使わず、扇風機とクールマット、保冷剤、冷えぴたシールなどで乗り切ってきました。

 

ですが･･･ここ数年はいつまでもダラダラと残暑が続き、エアコンがないと眠れない！という夜も出てきました。

 

エアコン稼働率が多かった月は、当然のごとく電気代も高くなりまして、通常の2,000円増しくらいになってしまいます。

 

「エアコンが占める消費電力量は、一家庭での電気消費量全体の50%以上を占めることもある」というデータもあるくらいですから、スマートハウスに期待が高まるのも無理はありませんね！

 

最近は、スマートハウスならずとも、ほとんどのエアコンには「省エネ性能」が求められています。

 

エアコンの省エネ性を表す目安となるのが、「ＡＰＦ」という数値。

 

これは、「1kWの電力でどれだけの冷暖房効果を発揮できるか？」ということを表しています。

 

スマートハウスだと、APFが6.5というエアコンが搭載されていることが多いようですね。

 

では、具体的にどれだけの節電効果があるのでしょうか？

 

積水化学工業が、セキスイハイムのスマートハウスである「スマートハイム」に入居している2,000人を対象として行った調査で、非常に興味深い結果が報告されていました。

 

まず、自宅で発電する電気の消費量と売電量の割合は、消費：売電＝2：3（39%：61%）。

 

電力消費量がピークとなる（つまり、暑くてエアコンを使わずにはいられない時間帯）12～15時に関しても、ほぼ同じ割合だったという結果でした。

 

つまり、電気を売れるだけの余剰なエネルギーがあった＝節電できていた！ということになりますよね。

 

エアコンを稼働させていても、売電できるだけの余裕があるわけですから、やっぱりスマートハウスってエコなんですね！

 

ちなみ、私が個人的に注目しているのは、大和ハウスのスマ・エコ・オリジナルⅡというスマートハウスです。

 

こちらは、ipadを介してエアコンと蓄電池のコントロールができてしまう！という優れモノ。

 

自分たちであれこれ複雑な操作をせずとも、その環境に合った最適なモードになるようにコントロールしてくれるというシステムがついているのです。

 

部屋別の電力状況をチェックできるほか、水やガスの使用状況も確認できます。

 

もちろん、プログラムにはいくつかのモードがあり、住む人のライフスタイルに合わせてパターンを選択することができるようになっています。

 

なんでも、光熱費を年間29万円も削減できるそうですよ！

 

他にも、年間冷暖房費がゼロになるという「スマート・エアロテック」（三菱地所）も魅力的ですね。

 

自宅で太陽光発電した電気でエアコンの電力をまかなえるなら、これほど便利なことはありません。

 

特に平屋の場合は、ワンフロアで完結する分、空調の管理もやりやすいでしょうからね。

 

確かに初期投資には数百万円かかりますが、数年で採算が取れることを考えると、建てるなら、やっぱりスマートハウスという選択が手堅い！？

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