ガレージつきのスマートハウスってどう?その費用と特徴
電気自動車のバッテリーに貯めた電気で、家電を動かすエネルギーをまかなうこともできる時代!
ビルトインガレージのスマートハウスを購入される方も増えているようです。
ここでは、ビルトインガレージタイプのスマートハウスの魅力や注意点、価格情報についてご紹介します。
ガレージ(車庫)を別に作るか、はたまた家と一体化させて「ビルトイン」にしてしまうか?
次世代のスマートハウスのコンセプトに合致するのはどちらでしょうか!?
「自分自身は車に興味がないのだけれど、旦那様の趣味でガレージハウスが候補に挙がっている。正直、納得できていない・・・。」
そんな奥様も多いのではないでしょうか?
確かに、ガレージハウスは「クルマと共に暮らす家」というイメージが強いですよね。
しかし実際は、車を置くスペースを利用してバーベキューやパーティーができたり、雨の日は洗濯物を干すスペースとして活用したり、外に行けない日は子供が遊ぶキッズスペースに早変わりしたり・・・と、なにかと使い勝手の良い家でもあるのです。
なにより、限られた敷地を有効に活用できるというのが最大のメリットですよね。
最近は、あえて、ガレージハウスに特化したスマートハウスを作っているメーカーもあるんですよ。
例えば名古屋の「アサヒホームクラフト」さん。
「ガレージは男たちの人生を変える」というコンセプトで家づくりをしている注文住宅メーカーなのですが、従来の常識を打ち破るような新しいスタイルのビルトインガレージを提案しているんです。
例えば、従来、ガレージハウスといえば「コンクリート造で、なんとなく無機質な印象」でしたが、こちらは「1F部分がRC造で上階は木造」というスタイルを実現。
「ガレージハウスだけど、居住スペースでは木のぬくもりを味わえる」という新しい発想の家づくりに成功しているんです!
おまけに、高気密・高断熱の省エネ住宅で、太陽光発電やEVステーションも搭載。
エネルギーを「創って」「溜めて」「省く」ができて、実質的な光熱費はゼロ円にできるという文句なしのスマートハウスなんです。
外観や内装のデザインもとにかくカッコイイので、ガレージつきのスマートハウスを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
ガレージのあるスマートハウスと言うと、「特別なデザインだからコストが高くつくのではないか?というイメージではないでしょうか。
また、耐震の面でも余分に費用がかかりそう・・・。
具体的に、どのくらいの費用で建てられるのか?というのが、最も気になるところですよね。
明確な数字(金額)を表示しているメーカーは少ないのですが、ヤマダホームの一例を見てみると「フラット3 インナーガレージ」という商品が本体価格1,600万円とのことで、「ガレージハウスって思ったよりも安く建てられるんだ!」という印象です。(※こちらにはスマート設備はついていません。)
1階部分がガレージの3階建てで、延べ床面積が37.67坪。
3階部分の窓を大きく取ることで光や風をたっぷりと取り入れることができるという贅沢なデザインが魅力的です。
目隠しフェンスがついているので、寝室などのプライベート空間を作るにも安心ですよ。
ローコストなガレージハウスの相場金額がこのくらいなのだとしたら、スマート設備(太陽光発電、蓄電池、HEMSなど)の分で300万円プラスになったとしても2,000万円(坪単価は50万円~60万円)で建てられるということですよね。
ちなみに、トヨタホームのスマートハウスである「エスパシオシリーズ」の「ガレージスタイルプラス」という商品だと、PHVの充電スペースまでついて40.9坪で28,823,550円(坪単価は約71万円)です。
大手ハウスメーカーで建てる場合の一つの目安金額として覚えておくと良いでしょう。
様々なメーカーのガレージハウスの施工事例を見ていると、「思ったよりも使いやすそうだな」「最近はオシャレなデザインのガレージハウスが多いんだな」と気づかされます。
単に車を置く「車庫」のような存在ではなく、住む人のアイデア次第でいかようにも使い分けられるというのが魅力ですね。
特に、電気自動車のバッテリーを蓄電池として活用できるタイプのスマートハウスなら、ガレージは必須でしょう。
ただ、小さな子供がいる立場から言わせてもらうと、「リビングと一体化している」「リビング・ダイニングからすぐに出ていけるガレージ」というのはちょっと怖いですね。
知らない間に子供がガレージに出ていて、そこにたまたま夫が帰ってきて車を入れたら・・・もし子供の存在に気づかなかったら危ないですよね!?
リビングが2階にある間取りならリスクも回避できるかもしれませんが、平屋でビルトインガレージというのは注意が必要ですね。
それに、排ガス対策として汚れに強い建材を選ばなければいけないでしょうし、メンテナンスにも手間や費用がかかりそうです。
ガレージつきのスマートハウスの購入を検討する際には、そういったデメリット部分にも目を向ける必要があります。
平屋建ての総合情報
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