スマートハウスのハウスメーカー選び!決め手は何?
スマートハウスを建てるに当たって、頭を悩ませるのはハウスメーカー選び。
理想のライフスタイルを実現するためには、どんな観点で選べば良いのでしょうか?
ここでは、スマートハウスを建てる際に頭の片隅に置いておきたい、ハウスメーカー選びのポイントをアドバイスします。
言うまでもなく、家には各ハウスメーカーのカラーが出ます。
スマートハウスの場合、外観ではわからないすごいスペックを搭載していることも!
それが「どれだけスゴイのか」を知るには、具体的な数値のデータを他社と比較してみることが必要です。
最近は、見た目の豪華さよりも、むしろ家そのものが持っている“頭脳”を重視した家づくりが主流となっています。
東日本大震災を機に原子力による電力確保が難しくなったため、国を挙げて「節電!節電!!」モードになったわけですが、なんらエネルギー管理の知識を持たない私たち一般市民に省エネだの節電だのを要求したところでできることは限られているわけで・・・。
だったら、家そのものの省エネ機能を高めよう!
住む人が、小難しい知識がなくても自然に省エネに取り組めるような家を作ろう!ということでブームとなったのがスマートハウスなのです。
今、ハウスメーカー各社はその販売戸数をメキメキと伸ばしている段階です。
間取りはシンプルな平屋で、デザインはどんな景観にもなじむモダンテイスト、そして機能はスマートに・・・というのが、今考えている私の新築計画。
服でも家具でも雑貨でも、なんでもシンプルなデザインのものは使い心地もよく、使いまわしができるというのがイイ!Simple is the best!とはよく言ったものです。
それは家づくりにも言えることで、どんなに見た目の装飾にこだわったところで結局は自己満足にしかならず、メンテナンスが大変になるだけ・・・。
きっと、同じようなプランを練っている方は多いのではないでしょうか。
迷うのはハウスメーカー選びですが、スマートハウスの場合は家そのものもさることながら「どんなメーカーの、どんなスペックを持った設備が搭載されているのか?」という点が非常に重要なポイントとなります。
例えば、創エネという観点では、私が住む街に本社を構える一条工務店のスマートハウス(「i-smart」)は、10kW以上という大容量の太陽光発電パネルをつけることができます。
一方、「蓄エネ」に関して言えば、2kWhという大容量の家庭用蓄電池を搭載している住友林業のスマートハウス「Smart Solabo」が光ります。
こちらは、標準装備として電気自動車&プラグインハイブリッド車用の充電コンセントがついているので、万が一の停電の時にも安心ですよね。
その他、スマート家電との連携という面ではやっぱりパナホームが強いでしょうし、価格重視ならタマホームも候補に挙がるでしょう。
まずはそれぞれのメーカーのHPを参考にしながら具体的な数値(発電や蓄電の容量や、光熱費、売電収入)を比較してみて、「どこに注力したスマートハウスなのか?」「それは、自分たちの理想とするライフスタイルを実現してくれるのか?」をじっくり検討してみることが大切です。
ネットに上がっている各ハウスメーカーの施工事例を参考に、トータル価格や坪単価、設備のスペック、節約できる光熱費、売電収入などをエクセルなどでリスト化して比較してみると、違いがよくわかって検討しやすくなりますよ。
「スマートハウス」と一言で言っても、ハウスメーカーによってコンセプトは違いますし、搭載している設備機器も異なります。
というのも、「スマートハウスには、この設備とこのシステムを必ず搭載してくださいね」という明確な規定があるわけではないから。
断熱材だけで省エネを達成することを強みとしているハウスメーカーもあれば、大容量の太陽光発電システムで売電収入が得られることを売りにしているメーカーもあります。
何を基準に、そのハウスメーカーを選ぶかは、建てる人の価値観に委ねられているというのが現状なのです。
そんな中、今、スマートハウスの花形となっているのは、「ゼロエネルギー住宅」。
簡単に言うと、自宅で消費するエネルギーを創エネでまかなえる住宅のことです。
政府が、「2020年を目標に、新築住宅のスタンダードをゼロエネ住宅に!」と推進しているため、ハウスメーカーもこぞってこの分野に注力しているんですね。
これを実現するには一定のスペックを満たす太陽光発電や蓄電地を標準設備として搭載する必要があり、(オプションではなく、全ての家に搭載されるという意味です。)これから家を建てる者としては「その分だけ費用が高くなってしまうのでは?」という不安もあります。
ただ、今はまだ「特別な家」だから高いのであって、これが標準となれば一つ一つの設備も手に入れやすい価格になっていくはず。
そのような意味では、スマートハウスそのものがもっと世の中に広く普及してから建てたほうが賢いのかもしれません。
平屋建ての総合情報
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