雨漏りの修理、どこの業者に頼む?選び方のポイント3つ!
雨漏り修理の業者選びで失敗しないためのポイントをまとめてみました。
近頃は「悪徳なリフォーム業者に騙された」なんて話もよく耳にしますよね。
雨漏りの修理も例外ではなく、業者の選び方次第で満足度も違ってきます。
しかし、一体何を基準に業者を選んだら良いのか!?
今回は、雨漏りを修理する場合の業者選びのポイントについて見ていきましょう!
目次
雨漏り修理をしてくれる業者は、言ってみれば「家のお医者さん」。
できれば100%信頼をおける“先生”にお願いしたいって思いませんか!?
雨漏りは、実は「原因」を特定することがとても大事!
それが自然災害(たとえば強風、ひょう、雪)によって生じたものであれば、場合によっては火災保険の保険金で修理することができるからです。
しかしその見極めは素人には難しいため、専門業者の「目」が必要!
時間をかけてじっくりチェックしてくれるか?納得のいく回答を出してくれるか?資格(雨漏り診断士など)を持ったスタッフはいるのか?
・・・それも業者の選び方の重要なポイントと言えるでしょう。
中にはろくに現場も見ずに見積もりを出してお金の話ばかりする業者もあるようですが、そんな業者はちょっと信用できませんね。
特に、状況も確認せずに安い金額を提示してくる業者は、手抜きされるリスク高し!
せっかくお金をかけて雨漏りを修理したのに、あっと言う間にまた雨漏り!
・・・となったら困りますよね。
「冗談じゃないよ!」とブチ切れても良いレベルです。
ただ、多くの場合は「○年までは無料で修理しますよ」という保証がついていますので、業者選びではその保証内容を確認することも大事です。
それも、口頭で説明するだけではなく文書で明示してくれる業者が好ましい!
後で「言った」「言わない」のトラブルになるのを避けるためにも、「大事なことを文字にしてくれる業者を選ぶ」というは業者の選び方において重視すべきポイントです。
最後に、絶対に外せない業者選びのポイントを一つ。
ものすごく基本的で、ものすごくシンプルなことですが、ズバリ「お客様の話をよく聞いてくれること」です!
人の話を聞くというのはオトナとして当たり前のこと・・・のはずなのに、意外とこれができていないオトナが多過ぎるんです。
雨漏りの修理業者でも、一方的に費用の話ばかりしてくるところも多く、そんな業者に仕事を依頼しても満足のいく工事はできません。
どんな点が不安なのか?
その気持ちに寄り添い、質問に丁寧に答えてくれる。
わからないことがあれば、時間をかけて調べて必ず応えてくれる。
・・・そんな、「”人”としての誠意」を感じられる業者かどうかって、実はものすごく大事なことです。
医者選びでもセカンドオピニオンがあるように、屋根の修理も複数の業者から見積もりをもらって、相見積もりを取って比較してみることが大事ですね。
選び方で迷った時は、
- 「この業者(もしくは担当者)とまた会いたいと思うか?」
- 「この人が友達だったらどう思うか?」
と自問してみると良いでしょう。
自ずと答えは出るはずです!
雨漏り修理で意識すべき注意点!業者の選び方、どうする?
「雨漏りの修理なんてどこに依頼しても同じだろう」って?
いえいえ!業者によって仕上がりも価格も違います、それどころか、中には詐欺まがいの悪徳業者も・・・。
そんな被害に遭わないためにも、選び方の注意点を確認しておきましょう。
どの業者が白で、どの業者が黒か?・・・って素人には見分けがつかないものです。
実際に雨漏りの修理を経験した方のリアルな声を参考にするのが良いかもと思い、過去に詐欺などの被害に遭った方の体験談を調べてみました。
「雨漏りの相談をしたところ、ろくに現場も見ずに葺き替えを強く勧めてきた」
そんな声が多く聞かれます。
不審に思って別の業者の相見積もりを取ったところ、簡易的な修理で済んだのでビックリ!という方も。
要するに、必要のない工事をもちかけて自分たちの利益を水増ししようということだったのでしょう。
10年そこそこで葺き替えまで必要になるほどの損傷ってのはなかなかないので、現場確認もせずにそんなことを勧めてくる業者がいたら怪しいと思ったほうが良いかもしれません。
業者の選び方のポイントとして「すぐに葺き替えをプッシュしてくる業者は危険!」ということですね。
では、現場確認をしっかりしてくれる業者であれば信用して大丈夫なのか?というと、これまたそうとは言えません。
屋根にのぼって現場確認をしている・・・と見せかけて、実は屋根を壊しているというヒドイ業者もあるんですって!
被害を拡大させて、あたかも「自然災害でこうなりました」と見せかけて火災保険を請求しようという魂胆です。
この場合、自分たちが利益を得られるように、実際の金額よりも高い見積もりを出したりするケースもあるとか。
現場確認を任せきりにしない!必ず立ち会う!というのも外せない注意点ですね。
業者の選び方では、安易に相手を信用してはいけないということなのかもしれません。
雨漏りの原因や、このまま放っておいたらどうなるか?なんて、素人の私たちにはよくわかりませんよね。
その弱みに付け込んで、「このままだと家が腐りますよ」なんて、いたずらに不安をあおる業者は危険!
人の弱みに付け込む業者はロクなもんじゃないです。
逆に、
- 「何か原因に心当たりはありませんか?」
- 「新築の時の保証内容ってどうなってますか?」
- 「火災保険で風災の保証はついてますか?」
など具体的な質問をしてくれる業者は良心的と言えます。
1円でも多くお金を出させよう!・・・ではなく、
- 「1円でも安くしてあげたい」
- 「どうすればコストを抑えて満足度の高い修理ができるか」
と真摯に考えてくれる業者にお願いしたいものです。
雨漏り修理の業者の選び方ではなにかと迷ったり戸惑ったりすることも多いものですが、業者とお客さんの付き合いも一つの「人間関係」のカタチ。
注意点は色々とありますが、「相手が本当に信用できる人かどうか」、感覚的なもの、直感的なものを信じるというのも大事なポイントかもしれませんね。
私の体験談になりますが、実家が雨漏りしたことが何度かありました。
学校から帰ってくると、テレビの前に3つほどバケツが、、、
いたるところから雨漏りがしていて、子供ながらに「うち、ヤバイかも・・・」なんて感じました。
昔ながらの古い家でしたし、全く経済的な余裕が無かった我が家の場合、父親がホームセンターで材料を揃え、自力で雨漏りを直してしまいました。
といっても、父は大工とまではいきませんが、建築に関係する職人でしたので、ある程度の実力があったと思われます。
上手く修理ができたようで、その1回で雨漏りは収まりました。
しかし、数年後に、また違う部分から雨漏りしてきてしまいました。
その際には、その部分だけトタン屋根だったこともあり、知り合いの大工さんに、屋根ごと(といっても軒程度の小さなものです)修理してもらったようです。
やっぱり大工さんが行う工事は完成度が高く、屋根の見栄えもかなりよくなり、もちろん雨漏りは収まりました。
このように、ある程度のDIY経験などがあるようでしたら、雨漏りを自力で直すことも可能かもしれません。
注:雨漏りの修理を自分(DIY)でやるのは危険が伴います
雨漏りというのは、原因を特定するのが非常に難しく、且つ修理するにも相当の技術が必要になります。
日曜大工の延長で考えていると、思わぬ事故につながってしまうかもしれません。
雨漏り修理を自分(DIY)で行う際の注意点については、『雨漏りはDIYで修理できる?自分で直す方法と注意点』に詳しくまとめてありますので、実際に修理に手を出す前に必ずご一読ください。
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