三井ホーム オークリー 坪単価

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名作といわれるデザインを三井ホーム流にアレンジしたオークリー。

 

堂々とした外観、新しくなったインテリア、それだけに坪単価は少し高め。

 

ただ、三井ホーム自体坪単価は高めのメーカーですから、内容を考えれば納得といえるでしょう。

 

近代を代表する建築家、フランク・ロイド・ライトが提案したプレーリー様式。

 

落ち着きのあるたたずまいに影響を受けた住宅は、各メーカーから販売されているもの。

 

特に輸入住宅を販売しているメーカーの主力商品もプレーリー様式だったりします。

 

三井ホームなら「オークリー」、第一弾が発表されたのが平成11年。

 

以来、アイデアを付け加える形で販売され続けているのですが、昨年末に発表されたのがNew「オークリー」。

 

ロングセラーとなっている、オークリーのインテリアを一新しました。

 

三井ホームのオークリーがなぜロングセラーになっているのか？

 

それは、アメリカの自然とマッチすることを理想としてデザインされたものを、日本風に上手くアレンジしているから。

 

アレンジのポイントはアクセントとなっている３連の木製窓や木製の付梁など、天然木を多用したデザイン。

 

例えば白壁や瓦風の屋根とマッチして、いかにも日本風に仕上がっています。

 

三井ホームのデザイン力については、以前から高い評価を受けていますが、それの成功例がオークリーということができる。

 

加えて、堂々とした外観に反して意外と手頃な坪単価も人気の秘密でしょう。

 

そんなオークリーのデザイン、近年リニューアルされたのはインテリア。

 

外観同様に木を多用しているほか、随所に石も使用。

 

年代を重ねる毎に、インテリアも風格を増すというものがNewオークリーのテーマです。

 

三井ホームは4、50歳の夫婦をターゲットにしているようで、若さや明るさよりも、落ち着きが伝わってくる。

 

いい感じだなと思いつつも気になるのが坪単価なのですが、もう少しインテリアを見ていきましょう。

 

加えて各部屋をはっきりと区切ることなく、緩やかにつなぐという間取りの仕方。

 

これも、プレーリー様式にインスパイアされたものなのです。

 

各部屋を連続させることにより提案するのが、多彩な利用法。

 

例えばリビングとテラスをゆるやかにつながることにより、自然との調和と広がりを。

 

空間は壁でなくパーテーションで仕切られており、家族が孤立することを防いでいます。

 

プレーリー様式をアレンジしたデザインセンスは三井ホームならでは。

 

広いリビングも三井ホームの全館空調システムがピッタリ。

 

そんなオークリーなのですが、風格あるデザインだけに気になるのは坪単価。

 

モデルプランで提示されている坪単価は、69万円となっています。

 

この坪単価はオークリーが初登場して以来、変わっていない。

 

まあ、社会情勢を受けて坪単価を上げるわけにはいかなかったのでしょう。

 

しかし、三井ホームの良心とか意地といったものを感じます。

 

ラインナップの中で三井ホームを代表するオークリー、決して安くはない坪単価ですが、ますます人気を集めそうなのです。

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