三井ホーム エネファーム

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ガスを利用した発電・給湯システムエネファーム、三井ホームも自社の住宅に推奨しているワン！

 

しかしエネファームの問題点は価格が高いこと。

 

三井ホームの省エネ設計ならば効果的な運用は期待できるのですが、どうしても費用がネックなんだワンねぇ。。

 

エネファームとは「燃料電池コージェネレーションシステム」に付けられた愛称。

 

中学校の理科の実験で、水の電気分解をおこなったことをおぼえていますか？

 

水に電気を通すことで、電極から酸素と水素がそれぞれ発生したはずです。

 

燃料電池とは電気分解の逆をおこない電気を作る仕組み。

 

話題の燃料電池自動車、トヨタ・ミライは水素を燃料にして、空気中の酸素と反応させることで電気を作ります。

 

エネファームの場合は都市ガスやプロパンガスを利用して、発電をおこなうのです。

 

コージェネレーションとは、発電時に発生する熱でお湯をつくること。

 

エネファームでは、１台で両方のことを同時におこないますから、発電と給湯を同時におこないます。

 

さて、三井ホームが提唱する次世代の住宅「スマートグリーンズ」。

 

これは、自然エネルギーと家の省エネルギー性を賢く活かすことで、人と環境にやさしい住宅を造ること。

 

この自然エネルギーの活用の面をになうと三井ホームが位置づけているのが、エネファームなのです。

 

これに太陽光発電システムを加えて、ダブル発電をおこなう。

 

天気の良い日は太陽光発電を、天気が悪い日はエネファームを活用、そして蓄電しながらHEMSで発電量と使用料を管理する。

 

これで大幅に使用する電気量を削減することができます。

 

そして、三井ホームの住宅は高気密高断熱、光熱費を削減する造りになっています。

 

他には植栽計画や空気の流れ、太陽の光の入り方を計算した「パッシブエコ設計」。

 

省エネ型の全館空調・換気システム「スマートブリーズ」。

 

これらを導入するのが三井ホームのスマートグリーンズなのです。

 

三井ホームのスマートグリーンズでは、冷暖房費をゼロにすることを目標にしており、それは歓迎すべきことなのです。

 

しかし難しいのは初期投資、三井ホームが導入するエネファームは200万円という定価。

 

地方公共団体から補助金が期待できるといっても30万円程度ですから、非常に高額。

 

加えて太陽光発電、蓄電池、HEMS、そして全館空調システム、概算で7?800万円は必要になるのです。

 

これらの設備投資はいつになったら回収できるのか、相当時間がかかることは間違いありません。

 

ちなみにエネファームだけを考えた場合、投資金額を回収できるのは20年後。

 

その頃には、エネファーム自体の寿命が来ていると、もっぱらの評判です。

 

三井ホームはエネファームなどを活用して何がしたいのか？

 

いくら環境に優しくても、家計に優しくないとどうしようもないのではないか？

 

恐らく太陽光発電ならば、もっと早く初期投資を回収できるとは思いますし、平屋ならば効率よく全館空調を働かせることも可能でしょう。

 

しかし、それらに7?800万円というのは、いくらなんでもと思うのですが。

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