アイフルホーム 気密性

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アイフルホームは断熱性には気を使っている反面、気密性には今一つ、そんな印象があったワン。

 

しかし、家の価値は気密性の高さだけで図ることはできない。

 

価格と性能のバランス、アイフルホームの考え方は、このような価値観になっているのかワン？

 

近年注目を集める住宅の性能は、断熱性と気密性。

 

ローコスト系住宅にしては、まあまあな数字が出ているな、、、。

 

いきなり上から目線で申し訳ありませんが、これがアイフルホームの断熱性に対する感想。

 

セシボの標準仕様のSVでUA値は0.91、樹脂サッシを使用した上級仕様のEXで0.58。

 

高断熱・高気密仕様のEX-Hで0.46、こちらは断熱パネルのHQPを採用したり、グラスウールを床面に用いたりしています。

 

UA値は小さな値ほど、断熱性の高さを表します。

 

ちなみにローコスト系の住宅メーカーならUA値は１近辺、ですから0.46?0.91という値については、決して悪い数字ではないのです。

 

気候が温暖な地域に建てるならば、充分な断熱性といえるでしょう。

 

しかし問題は気密性、家の隙間からどの程度の外気が侵入するか？についてなのですが、こちらの数字は公開されていないのです。

 

アイフルホームの高断熱・高気密仕様のEX-Hを紹介するホームページを見ていると、高断熱材と粘弾性体を一体化したパネルを使用。

 

こんな風にアピールされています。

 

断熱性・気密性を高めるためにアイフルホームが取った方法は、これのみ。

 

これで、充分な断熱性はともかく気密性が保てるかどうかについては疑問だったりするのです。

 

ちなみに、アイフルホームの構造は木造軸組工法、日本古来のオーソドックスな建築方法です。

 

この構造自体、取り立てて気密性が高くなる物ではありません。

 

「ひょっとして、それほど気密性について、アイフルホームは重要視していないのではないか？」

 

そんなことすら、感じてしまうのです。

 

これからの住宅は断熱性と気密性が重要と、アイフルホーム自体のホームページには書かれています。

 

また、同様のことはフランチャイズのホームページにも書かれているのですが、どうも気密性については手薄。

 

フランチャイズの中には、断熱性と気密性を混同したかのような表現すら見られるのです。

 

確かに気密性にばかり気を取られて、住みやすさや自分たちに合っているかなど、家の本質を見逃すのは良い傾向ではありません。

 

とにかく気密性を高くしなくては！と高価格帯のメーカーに手を出し、ローンで首が回らなくなる。

 

こんな風になってしまっては本末転倒となってしまうのです。

 

そう考えると、アイフルホームが目指しているのは、とにかく気密性を高めるということに血道を上げたものではない。

 

そう考えることができそうです。

 

建てる地域が温暖だから気密性は重視しなくてもという考え方もアリなのですから。

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