大和ハウス 外壁 タイル

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大和ハウス一押しの外壁はタイル、性能には相当自信を持っているようですが、その保証は限られた期間しかありません。

 

タイルの外壁に多大な期待をするのではなく、大和ハウスのデザインが気に入った結果のタイルならばわかるのですが。

 

外壁にタイルを用いるというのは、近年の注文住宅のトレンドとなっています。

 

それにいち早く取り組んだのは、大和ハウス。

 

すでに発表し好評を得ていた「ジーヴォ」シリーズに新たな商品、「ジーヴォ・タイル」を加えました。

 

その後、ジーヴォ・タイルは「E」と「シグマ」に吸収されていく。

 

しかし一時的とはいえ、タイルを最大のセールスポイントとした商品を大和ハウスが持っていた。

 

これは、自社のタイルに大きな自信をもっていた、そしても現在も持っている表れと取ることができるでしょう。

 

さてタイルの外壁には様々な長所があるのですが、その一つが重厚なルックスということができます。

 

しかし問題は平屋の場合、縦方向にボリュームがないとその重厚感に建物自体が負けてしまう点。

 

そこでタイル一辺倒ではなく、外壁のバリエーションに昔ながらの塗壁を加えてくるのが大和ハウスの優秀な所。

 

ジーヴォ・シグマの「平屋暮らし」などでは、タイルと塗壁のコンビネーションがいいムードを作り出しています。

 

軒や縁側を造ってみる、庭との距離を縮めて自然と親しい暮らしを送る。

 

新和風、、、明言こそされていませんが、「平屋暮らし」の隠しテーマはこれのはず。

 

ならば、塗壁の外壁だけでなく、新しさとアクセントにタイルを取り入れるという大和ハウスは実にうまいと思うのです。

 

ところが、うまいうまいと、喜んでいるばかりいられないのがタイルの外壁材の難点。

 

大和ハウスが用意しているタイル、質感もプライスも様々なのですが、サイディングと比較すると最低でも100万円は変わってきます。

 

メンテナンス数回分の値段だと考えることもできるでしょう。

 

しかしそれだけの期間、手を入れて住み続けるという保証もなければ、タイルがメンテナンス不要という保障もないのです。

 

いや、営業担当者はメンテナンスフリーと言い張るはずですが、保証期間が切れてしまえば誰も責任はとってくれない。

 

つまり、保障などないと考えることもできるのです。

 

年々サイディングの性能も向上しています。

 

タイルの外壁に価格差分の価値が本当にあるのかどうか？これはよく考えるべきことです。

 

しかし、ジーヴォ・シグマの「平屋暮らし」の外壁、タイルと塗壁のコンビネーションがカッコいい。

 

そう思ってしまったら、しょうがありません。

 

後から、ああすればよかったなどと後悔するのは寂しい話。

 

メンテナンスがどうのとかいう理由ではなく、見た目が気に入ったからタイルにした。

 

これぐらい踏ん切れているならば、自信を持っておすすめしたい。

 

これが、大和ハウスのタイルの外壁です。

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