大和ハウス 点検 メンテナンス

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大和ハウスの定期点検やメンテナンスをメーカーの規定通りにこなしていると保証が延長。

 

大和ハウス関連の会社ならリセール時にも評価され、次のオーナーに点検・メンテナンススケジュールも引き継がれる。

 

そんな仕組みができているのです。

 

引渡しの日から、１カ月、６カ月、12カ月、と続いて20年。

 

大和ハウスは他の住宅メーカー同様、定期的に住居の点検に入るしくみになっています。

 

そして、部位によって異なりますが、保証期間は10～20年。

 

その間に点検で見つかった問題カ所は、基本無償でメンテナンスが入る仕組みとなっているのです。

 

保証期間後に点検で問題が見つかれば、有償でのメンテナンスをおこなうことで保証期間を延長。

 

そして、延長期間は最長で50年間、これが大和ハウスの点検・メンテナンス・保証のプログラムとなっています。

 

ただし無償で点検をおこなってくれるのは、引き渡し後20年目まで。

 

それ以降は点検と診断は有料、５年毎に５万円がかかってくるといいます。

 

この金額をどう考えるか、、、もちろん初期保証期間が切れた以降はメンテナンスも有料となります。

 

点検もメンテナンスももちろん大和ハウスに任せたほうが安心感はあるでしょう。

 

しかし、保証期間後はメンテナンスも必要性が出てきたらという考え方もありなのでしょう。

 

実際、今日築年数がたっている住宅は、メーカー長期保証や点検・メンテナンスプログラムなどがなかった時代のころのもの。

 

にもかかわらず、立派に建ち続けているではないですか？

 

安心感だけのために５年ごとに５万円の点検費用を払い、メンテナンスをおこなう。

 

これだけではあまりにメリットを感じらないもの。

 

しかし、大和ハウスには関連企業の「日本住宅流通株式会社」があるのです。

 

ここは、一戸建て、マンションにかかわらず中古住宅全般の仲介を行う不動産会社。

 

大和ハウスの住宅の定期的な点検とメンテナンスを受け続ければ、この会社が認定する「スムストック」に認定されます。

 

こうなると、長期のメーカー保証を付加価値としてプラスの査定をしてくれるのです。

 

現在スムストックの認定を受けている保証付き中古住宅の価格を見てみると、値段は高めの設定。

 

まあ、リセールの高さは、多少のメリットと考えることはできるでしょうか。

 

しかし、他の不動産会社に売った場合などは、保証付き住宅がどう評価されるかに関しては少々不透明。

 

また、中古の住宅を購入した人が、大和ハウスの定期点検やメンテナンスの恩恵を受けるかどうかもわかりません。

 

中古住宅の市場を盛り上げていこうというのが現在の国の方向性でもあり、スムストックはそれに合致しています。

 

ただ、それが家を購入する人にとって周知されているかについては、少々疑問ではあるのです。

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