欠陥住宅鑑定の専門業者を選ぶ際の注意点まとめ
不安な住宅を買ってしまったが、欠陥住宅かどうかの鑑定はどこがしてくれるのだろうか?
最近は悪質な検査会社もあるといいますから要注意。
公的な機関を2つ紹介しますから、欠陥住宅の鑑定ならそこを頼ってみてください。
不動産鑑定士という国家資格があります。
ある土地の有効な利用を判定して、適正な価格を判断する仕事をするのに必要な資格ですが、欠陥住宅とは無縁な仕事。
欠陥住宅かどうかを判定するのは、不動産鑑定士ではなく、建築士の仕事になります。
では、自分の家が欠陥住宅かどうか不安になった場合に鑑定をしてもらいたい。
こんなケースに適当な建築士を知っているかというと、日常的にお世話になる仕事ではないので知らないのが普通です。
そんな場合、建築士を探すことになるのですが、やみくもに建築事務所に依頼しても上手くいきません。
なぜなら、家を設計して工程を管理するのが建築士の本来の仕事。
欠陥住宅の鑑定はいわば、専門外としているところも多いのです。
ではホームページで探すにしても、評判も何もよくわからずに依頼するのは不安なものです。
・・・だって、あれだけ信用して、大金を払った住宅メーカーにいったん裏切られた形になっているのですから。
人間不信に陥っているのです、私だったら、ホームページ上の限られた情報だけで簡単に信用できません。
さらにいやな噂を耳にしています。
欠陥住宅かどうかを調べる業者にしても値段はピンキリで、中には法外な値段を吹っかけてくる業者もいるとか。
- 相場よりはるかに高い検査料金を請求する、建築士。
- 勝てそうもない裁判に無理やり持ちこんで、相場を上回る着手金だけは、しっかり取っていく弁護士。
住宅メーカーが相手では話にならないから、最後の手段として頼った、検査会社がそんな体質。
これ、やられちゃったら私だったら立ち直ることができなくなりますが、法的に取り締まることってできないんですよね、これ。
欠陥住宅かどうかの鑑定をおこなってくれる、良心的な業者はどこにいるのか?
良心的な検査会社を探すには、全国組織の「欠陥住宅全国ネット」を頼るのも一つの手です。
これは私の友人からのアドバイスですが、「建築士事務所協会」を頼るのも良い方法とのこと。
建築士事務所がおこなった仕事に関する苦情や相談の受付をおこなっているのが、「建築士事務所協会」。
たいていの都道府県に支部が置かれていますので、電話をして相談するのが一番安全だとのこと。
これがまた、ややこしいのですが「建築士事務所協会」と「建築士会」と、の2種類があります。
建築士会は建築士が集まり技能向上や社会貢献をおこなおうとしている団体、欠陥住宅の相談は専門外ですので、ご注意を。
「欠陥住宅全国ネット」、「建築士事務所協会」この2つをメインにして依頼しましょう。
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