新築の家が欠陥住宅だったらと想像するだけでも不安です。
新築を欠陥住宅にしたくない、当然のことですが、最も大切なのは業者の選択です。
現場を見にいく、わからないことは質問する、これらはすべて欠陥住宅防止のためには重要なこと。
でも最も大切なことは、へたな値引きを共用しないことだと思うのです。
新築を欠陥住宅にしないために!!
いきなり意気込んでしまいましたが、どうすればいいのか、経験上いくつかポイントが浮かびますので、書いていきましょう。
まず、信頼できる住宅メーカーや工務店を選ぶこと、一番いいのは評判を聞くことです。
どんな大きなメーカーでも、施工は地元の工務店に下請けに出します。
建築は狭い業界ですから工務店間のつながりはあるますし、業界の知り合いは1人はいるはず、大抵の評判は口コミで集められます。
次に、他の項でも書きましたがネットで情報収集を。
家を建てた人の書き込みは愚痴が多いので無視するとして、求職者向けのサイトや求人サイトをチェックするとよいでしょう。
ダイレクトに社風を知ることができます。
次に新築を欠陥住宅にしないためには、施工中に見学にいくことが有効です。
そのためには、事前に構造見学会に参加して、欠陥住宅ではない正常な施工の状態をチェックしておく必要があります。
その時に施工中の住宅の見方も教えてもらっておきましょう、そうしないと現場をみても何が何やらわからないでしょうから。
基礎の構造や、躯体の金物の設置、断熱材の施工などなど家ができたら見えなくなるところですので念入りにチェックを。
これらは注文住宅だからできること、建売や中古住宅の場合は、すべて重要な部分が隠れてしまっています。
より慎重なチェックが必要、場合によっては検査会社に依頼することも検討してください。
そして、工事中の検査体制を確認しておきましょう、住宅メーカーなら社内検査が多いとは思います。
本来なら社外の検査が入るのがベストなので、検査会社に依頼するという手もあります。
新築の場合なら土地の地盤調査や改良工事、基礎工事、完成とそれぞれの段階で報告書ができるはずです。
その内容に目を通し、少しでも疑問に思ったら納得いくまで質問を。
現場見学と内容は重複しますが、検知器中の現場でもわからない点、疑問な点は質問しておくことが大切です。
その場合は担当営業か現場監督を通すこと、職人に直接指示したりするのは、現場を混乱させて欠陥住宅の原因になります。
最後に、新築で欠陥住宅を建てないために、私が一番重要だと思うことなのですが、ヘタな値切り方をしない事。
また、責任感はないけれど実績だけはほしいという営業だと安い仕事を受けてしまうのです。
住宅を建てる上で必要なコストは必ずあり、それを下回ると、下請けの業者や部材など、どこかにしわ寄せが必ず来ます。
未熟な職人に手掛けてもらってもいいと思うならば、値切れるだけ値切ればいいと思います。
相場を下回る工事なんてないことを、頭に入れておいてください。
リフォームでも新築でも安すぎる業者を避けるというのは、こういうことなのです。
平屋建ての総合情報
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