欠陥住宅は検査してみないと分からない!けど検査費用が高額すぎる
欠陥住宅かどうかを判断するには、検査業者などプロの目線がほしいものですが、当然検査には費用がかかってきます。
裁判までもつれ込むケースをみるのは非常につらいもの。
ならば、建築中から検査費用をかけるのも欠陥住宅を避ける手の1つかもしれません。
欠陥住宅だ、いや正常な施工だと争いを続けているようなブログをみるにつけて、非常に心が重くなります。
不満を一方的に書き散らす施主と、それを焚きつける検査業者という図式をみているのは非常につらいもの。
仕事とはお互いの信頼関係の上に成り立つもの、そこに第3者など介在する必要など無いはずのものです。
住宅のような大きな仕事ならなおさらと考えるのですが、恐らく私は甘すぎるのでしょう。
ずいぶん昔に建てた私の家が、何ら問題がなかったのはハウスメーカーが優秀だったのか、私が鈍感だったからなのか。
こんなことを書いていると「検査会社に好きで頼んでいるわけではない」とお叱りをうけそうです。
さて、実際にいくらかかるのか?念願の平屋の完成後、検査会社に依頼することがないように祈りながら、検査費用の話です。
最近では、引き渡し前の内覧会時に立ち会い欠陥の恐れがあるところを指摘する、検査業者もいます。
その検査費用は、概算で5万円~といったところ、出張費などは別途となっています。
他に、部屋の暖かさを視覚化するサーモグラフィーなどの機器の仕様は別途料金となっていたりします。
また、断熱材などの施工具合を調べるには壁を外さなくてはなりませんが、そのような検査になると料金は別途かかります。
壁の断熱材が怪しいな、とういう予備調査で5万円~、怪しい場所を徹底的に調べる本調査で30万円~といったところでしょうか。
いかがですか?結構高いよね、といった感想を持たれる方が多いと思います。
しかしその後、欠陥住宅かどうかわからずに不満を持ちながら住み続けるというストレスは相当なもののはず。
ならば、調査費用をかけてスッキリさせた方がずっといいかもしれません。
その後、和解や調停で納まるならいいですが、ハウスメーカーなども弁護士を立ててきたりすると大事です。
あるブログで拝読したのですが、裁判になってしまったケースでは弁護士費用などで1,000万円以上かかっていました。
そんな事態にならないためにはどうするか。
名の通ったハウスメーカーや地元での実績が豊富な工務店で、自分たちとウマが合う営業担当に依頼する。
これに加えて、工事中も検査の業者に入ってもらうぐらいでしょうか。
基礎工事の段階や棟上げ時など検査費用は5回で15万円~、別途出張費用がかかってきます。
あのハウスメーカーは信頼できるからと考えるか、今後もめたくないからと考えるか。
お互い不満がある場合は、すぐに話し合った方が事態が好転するのは建築だけに限らない話ではありますが。
平屋建ての総合情報
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