住み替え コツ

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不動産がらみのことで不安なのは、やはりお金のこと。

 

それが解消されれば、気持ちの面でも余裕ができてくるはずです。

 

心に余裕のある住み替えを成功させるには、お金に関してどんなことを心得ておけば良いのでしょうか？

 

今住んでいる家を売却して新居に住み替える場合、なんといってもその家をいかに「高く」売るかが成功のコツ。

 

高く売れれば新居の購入も有利になります。

 

新居を購入せず賃貸に住み替える場合でも、引越し費用・敷金・礼金・家具の買い替え･･･となにかとお金がかかりますからね！

 

家を高く売るためには、売る「タイミング」が重要なのです。

 

どんな敏腕不動産会社でも、資産価値の落ちた物件を高く売るのは限界があります。

 

まず、マンションの場合は最長でも築10年までに売るのが住み替え成功のコツ！

 

だいたい10年のタイミングで大規模な修繕が必要になり、その分の積立金が上乗せされることもあり買い手に避けられる傾向があるそうです。

 

一方、一戸建ての場合は最長でも「20年」までに売却するのが成功のコツ。

 

「新築物件は住み始めた翌日から価値が2割落ちる」とよく言われますが、20年で資産価値はゼロになる！なんて怖い話もあります。

 

これからは空き家も多くなり、中古物件は供給過多になる可能性も。

 

住み替えるなら、できるだけ早く、資産価値があるうちに売ってしまいましょう！

 

家が高く売れても、ローンの残債があればその支払いだけで精いっぱい。

 

新居にはあまりお金を回せないかもしれません。

 

理想的には、ローンの支払いがほとんど終わっていて、売却金のほとんどを新居購入に充てられると良いんですけどね。

 

それでも、べらぼうに高い家を買ってしまうとまたまたローン地獄の始まりです。

 

まずは「売り先行」で売却金の目処が立ってから新居を探すというのが王道。

 

資金に余裕があるのであれば、「気に入った家が見つかったから、今の家を売って住み替えよう!」という順番でもOKですが、そうでないなら売り先行が堅実でしょう。

 

その場合でも、自分の年齢をよく考えた資金計画を。

 

40代、50代になってから30年を超えるローンを組むのは危険です。

 

親や自分の介護でいつ働けなくなるかわかりませんし、できれば10年ちょっとで完済できるのが理想的ですね。

 

（ただし、ローンの返済期間が10年未満だと税金の控除が受けられなくなります。）

 

見栄を張って高い家を買っても、それによっていつまでもリタイアできないギリギリの生活を余儀なくされるのはバカバカしいと思いませんか？

 

今住んでいる家を高く売って、新居を安く買う。

 

これが、住み替え成功で人生を豊かに過ごすコツです！

 

いつ売るか、いつ買うか。

 

そのベストタイミングは、各家庭の事情によっても異なります。

 

ですから、一概に「何歳までに賃貸から持ち家に住み替えるべき」とか「家を売ってマンションに住み替えるべき」なんて言えませんよね。

 

これからは人口減で空き家も増えるでしょうし、海外並みに中古市場が勢いづくかもしれません。

 

それなら、別に今焦って新居を購入しなくても、いずれ手頃で安い中古物件に住み替えるのもアリでしょう。

 

晩婚化、少子高齢化、生涯未婚率の上昇･･･

 

と、人々のライフスタイルや人生観が変わっているのですから、住宅に対する価値観も時代と共に変わっていきます。

 

「周りの人がみんな家を買っているから」

 

「周りがみんな住み替えているから」

 

と世間に流されず、自分なりのブレない軸を持つこと。

 

それこそが、住み替えを成功させ人生を最後まで楽しく、いろんな意味で「豊かに」過ごすためのコツなのです！

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