住み替え 仮住まい

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住居を替えるって、経済的にも体力的にも、そして精神的にも消耗します。

 

それで体調を崩す人もいるくらいですから･･･。

 

誰もが通るであろうこのプロセス、もっとラクにならないものかワン？

 

例えば家を建て替える場合。

 

古い家を取り壊して同じ土地に建てるのですから、新居の建築中は仮住まいが必要になりますよね。

 

期間としては、約半年間です。

 

では、住み替えの場合は？

 

こちらの場合は家を取り壊すわけではありませんので、古い家を売る／新しい家を買う、そのタイミングさえ間違わなければ住み替えナシで引越しができます！

 

理想的なのは、今まで住んでいた家を退居した日から新居に入居できるようにすること。

 

しかし、住み替え先が新築のマンションだったり注文住宅だったりした場合、売却＆退居と入居にタイムラグができてしまったりしますよね。

 

また、売却金の確定が遅れたりしてお金のことでトラブってしまった場合も、やはり仮住まいを余儀なくされるでしょう。

 

住み替えで仮住まいが必要になる場合、大きくわけると以下のような選択肢があります。

 

 

①の場合、引越し費用（×2回分）＋敷金・礼金（家賃1ヵ月分）＋仲介手数料（家賃1か月分）＋家賃1ヶ月の前払いでまとまったお金が必要になります。

 

家賃8万円の物件だとしたら、最低でも24万円はかかりますよね。

 

その状態が何ヶ月続くのかにもよりますが、引越し費用だなんだと、結局は50万円を超える出費になるかもしれません。

 

ウィークリーやマンスリーマンションなら敷金・礼金が発生せず家賃も日割りで計算できるので、先が見えている住み替えならこちらのほうがお得ですね。

 

（ただし、契約手数料や退居時の清掃費用などで数万円かかるパターンが多いです。）

 

一方、実家が近いなら一時的にでも間借りできれば実質的には引越し費用だけでOK！

 

とはいえ親しき中にも礼儀ありということで、タダで居候というわけにもいかないでしょう。

 

家事を手伝ったり余計な気を使ったりと、経済的にはお得かもしれませんがその分精神的なエネルギーを消耗しそうです。

 

また、荷物は到底全部は入りきらないでしょうから、倉庫（トランクルーム）を借りることになりそう。

 

その場合の費用は、1畳分で5,000～6,000円くらいです。

 

荷物の量にもよるでしょうが、1ヵ月辺り10,000円くらいはかかると見ておいたほうが良いでしょう。

 

仮住まいの期間が短い（数日）のであれば、ホテルとトランクルームを併用するというのが最も気楽かもしれませんね。

 

いずれにしても、住み替えで仮住まい生活を余儀なくされる場合はそれなりにまとまったお金が必要になります。

 

できれば仮住まいナシで、旧居→新居へと1度で住み替えられるのが理想的ですよね。

 

実は、そんなニーズに目をつけた新しいサービスも始まっています！

 

大手不動産会社コスモスイニシアは、仮住まいナシで住み替えられる「住みながら買取り」というサービスを考案。

 

家を売りたい人からコスモスイニシアが家を買取り、最大2年間にわたって、売主が賃貸としてその家に住み続けることができるシステムです。

 

これなら住み替えナシで満足のいく新居探しができるでしょう。

 

2014年度の「グッドデザイン賞」を受賞したこのサービスは、住み替えにまつわるお金や手間の不安を一気に軽くしてくれました。

 

こんな気の利いたサービスを展開している不動産会社もありますので、やはり「どこで売るか」は住み替えの成否を左右する重要なポイントだってことですね！

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