住み替えローン 空き家

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生まれてくる人が少なく、亡くなっていく人は多い。

 

それじゃあ、空き家が増えるのも当然です。

 

しかし、活用次第では「お金」に変えられる超・有益な資産。

 

生かすも殺すも、あなた次第です。

 

誰も住んでいない、ちょっとおどろおどろしい雰囲気もある「空き家」。

 

2013年の空き家率は13.5%、このペースでいくと2033年には約3割が空き家！という状況になるそうです。

 

少子高齢化で人の数が減っているわけですから、家が余るのは無理もありません。

 

うちだって、実家の両親が施設に入ったり、高齢者住宅に住み替えたり、縁起でもないですが亡くなったりすれば、そこは空き家。

 

築30年以上のボロ家ですが、財産には違いないので私はその相続税を支払わなければいけないということですよね･･･トホホ。

 

ローンの支払いはとっくに終わっているのでその点だけは救いですが、売却しようか、それともいつか自分が住む“かもしれない”という可能性を考えて空き家状態のままにしておくか。

 

今はまだ親のものであって自分の所有物ではないのですが、すでに勝手に悩んでいます！

 

空き家問題が深刻化する中、私のような悩みを抱える方も増えているのでしょう。

 

持ち家を無駄にせず“生かす”ための取り組みが色々と始まっています。

 

例えば、茨城県の常陽銀行が提供する「賃料返済型リバースモーゲージ」。

 

これは、持ち家を賃貸として貸し出し、その賃料を担保に融資を受けられるという仕組みです。

 

従来型の、「持ち家を担保に融資を受ける」というリバースモーゲージに比べて、金利や不動産価格変動の影響を受けにくいというメリットがあります。

 

これなら、自宅を売却せずに済み替えができるため、空き家にもならず自分の財産を手放すこともない！

 

融資を受けた分で住み替えたり、高齢者施設の入居資金に役立てたりと、色んな使い道があるんです。

 

借り手はJTK（一般社団法人　移住・住み替え支援機構）が探してくれるので、自分で探す手間も要らないんですよ。

 

「マイホームを買う気はないけど、子育てには一軒家のほうが都合が良い。一時的にでも一軒家が欲しい」というニーズは結構ありますからね。

 

「空き家を貸したい」「空き家があるなら借りたい！」

 

両者にとってメリットがあるシステムですから、もっと広く定着すれば空き家問題の解消にもつながるかもしれませんね。

 

ちなみに、従来型のリバースモーゲージ（自宅を担保にして老後資金の融資を受けられる商品）だと、持ち主が死亡すればその空き家は売却。

 

家を売却して一括返済するというスタイルが一般的ですが、それだと相続で揉めるケースも多いらしいんですよ。

 

子供たちにしてみれば、いきなり実家が他人の物になってしまうわけですからね。

 

親がバースモーゲージで融資を受けていたことを知らなかったとしたら、それは確かにショックですよね。

 

しかし、賃料返済型なら家は残ります。

 

それに、賃貸住宅にしておくと相続税の評価額が下がるんですって。

 

ですから、相続税対策としても有効！

 

住み替えの時にそこまで考えておいてくれる･･･って、親の愛を感じますね。

 

ある程度の年齢になってからの住み替えは、親としての知恵や愛情が試されるってこと！？

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