住宅ローン 住み替え 金利

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3,000万円のローンを組むということは、もれなく数百万円～の利子がついてくるということ。

 

借りる額が高くなればなるほど、借りる期間が長くなればなるほどその額も膨らんでいきますが、本当に無理なく完済できるのでしょうか！？

 

ローンの残債と新居の購入費をまるっと借りられる、便利な「住み替えローン」。

 

そんな好都合な住宅ローンがあるなら、十分な資金を用意できなくても住み替えられるんじゃない？

 

と思われるかもしれませんが、ローンには「金利」がついてくることを忘れてはいけません！

 

例えば、3,000万円の住宅ローンを組んで、金利が2%くらい、それを35年で返済していくとすると、トータルで4,000万円以上返済しなければいけないということですよ！

 

「3,000万円の家を買った」ということは、現金払いでもしない限り「3,000万円プラスαの家」。

 

その「α」の部分をいかに節約するか？

 

住み替えのためのローンの金利は金融機関によっても異なりますので、どこで借りるかが重要になります。

 

基本的には住宅ローンを借りた金融機関で継続して（切り替えて）住み替えローンを組むことになりますので、最初のローンを組む段階での銀行選びが大事ってことですね！

 

では、住み替えローンの金利はどのくらいなのか？

 

大手の銀行で比較してみると、どこも「固定金利」と「変動金利」から選べるという点では普通の住宅ローンと一緒ですね。

 

変動のほうは日本銀行が決める政策金利に左右されますが、固定のほうは金利の変動がありません。

 

ですから、変動の場合、景気が悪い時は金利も下がって返済に有利になりますが、景気が上向くと返済は不利になりますよね。

 

2017年10月現在の大手金融機関各社の金利を見てみると、変動金利は2.475%。

 

ここ数年、ずっとこの利率をキープしています。

 

一方、「全期間固定金利方式」（借り入れしている全期間にわたって金利の変動がないコース）を選んで35年で返済する場合、各社の金利は以下のようになります。

 

• 三井住友銀行･･･1.66％
• みずほ銀行･･･1.59%
• りそな銀行･･･1.35%

 

他にも、今住んでいる住宅を賃貸に出して次の住宅を取得できる「機構住み替え支援ローン」などもあります。

 

フラット35を利用している方が省エネ性・耐震性に優れた住宅へ住み替える場合、一定期間に渡って金利を引き下げてもらうことができるんですよ。

 

とはいえ、莫大な借金を抱えることに違いはありません。

 

元の住宅ローンの残債を含めてローンを組むことになると、それだけ金利の支払いも過大になります。

 

30歳で結婚して家を持ち、なんらかの事情で35歳で住み替えて新たに住宅ローンを組んだ場合、35年後は70歳ですよね。

 

いくら健康寿命や定年が延びているとはいっても、誰もが70歳まで元気に働き続けられるわけではありませんし、本当にその家を35年も愛せますか？

 

「汝は健やかなる時も病める時も、その家を愛せますか」

 

住み替えのために住宅ローンを組む際には、自問自答して無理のない決断することをオススメしたいですね。

 

心の声に正直になりましょう！

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