積水ハウス シャーウッド 気密性

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積水ハウスのシャーウッドは構造上、圧倒的な気密性を持っているわけではないワン。

 

だからといって、気密性が実用に足らないほど低いのかというとそうではない。

 

積水ハウスのシャーウッドは長期優良住宅の性能はクリアしているワン。

 

近年よく目にする、太陽光発電パネルを屋根に搭載した住宅。

 

東日本大震災以来、電力を消費を意識したライフスタイルに注目が集まった影響でしょう。

 

自分たちが使う分の電力は可能な限り作り出す、蓄める、そして使う電気を管理する。

 

いわゆる「スマートハウス」もずいぶん一般的になりました。

 

そんなエコを意識した生活なのですが、屋根に太陽光発電パネルを搭載したり、蓄電池を導入したり。

 

こんな方法だけでは、実現はしないもの。

 

住宅の構造自体が省エネを実現できるものでなくてはいけないのです。

 

そこで、必要となってくる住宅の性能は高気密・高断熱。

 

外の環境を完全にシャットアウトすることが重要視されています。

 

気密性、どれだけ外部の空気を屋内に入れないか？については「C値」という数値で表します。

 

このC値、小さければ小さいほど気密性が高い住宅、ということになるのです。

 

しかし、積水ハウスのシャーウッドはこのC値を公表していません。

 

いや、積水ハウスも一部の商品については気密性の指標、C値を公表しています。

 

そして、他の住宅メーカーと比較しても高い気密性を誇っているのです。

 

しかし、それは積水ハウスが得意としてる、プレハブ構造の住宅について。

 

プレハブ構造は箱状のパーツを組み上げていく仕組みですから、高い機密性を実現しやすい特徴があるのです。

 

しかし、積水ハウスのシャーウッドは日本古来の木造軸組構造。

 

いくら進歩したとはいえ柱と梁で住宅を支える、後から作る壁で屋内を仕切る。

 

こんな住宅の建て方では、気密性において、プレハブ構造と差が出てしまうのが当然。

 

それを心配してでしょうか、積水ハウスはシャーウッドの気密性のデータを公表していないのです。

 

しかし、ここで考えてほしいのは、気密性が高ければよいのか？という問題です。

 

積水ハウスのシャーウッドは、国が定めた環境基準、長期優良住宅を標準でクリアしています。

 

長期優良住宅には環境性能の基準も入っているもの。

 

C値といった具体的な数値こそ公表していないものの、ある程度の気密性はクリアしているのです。

 

気密性が高いからといって、そこまで環境性能が異なるのかという問題もあります。

 

加えて、他のメーカーや積水ハウス自身が公開しているC値について、どこまで信用できるのか？

 

C値を測定するために建てられた住宅についてしか、実際には測定されていない。

 

高いC値を誇るメーカーですら、建てる住宅全てが、それだけの気密性の基準をクリアしているかというと疑問。

 

こんな意見もあるのです。

 

もちろん、気密性は低いより高いに越したことはありません。

 

ただ、それを考えるのは積水ハウスのシャーウッドの快適性を体感してから。

 

モデルハウスなどで、シャーウッドを体感してからでも充分ではないでしょうか？

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