積水ハウス シャーウッド IROI

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積水ハウスが持つ、木造住宅のブランド名が「シャーウッド」は豊富なバリエーションを持っています。

 

平屋建てのものが、他の項でも紹介した「里楽」、一番の高価格のものが「グラヴィス・ステージ」、３階建てが「マキシオ」。

 

この他、全部で12のラインナップがあるのですが、その中で最もシンプルなデザインのものが「IORI(いおり)」です。

 

IORI、なんだか文人や陶芸家が住んでそうな感じです。

 

シンプルで機能的で、ほっとする的なイメージでしょうか。

 

、、、しかし積水ハウスは、なぜこんなに商品ラインナップが豊富なのでしょう？

 

注文住宅で、間取りや、屋根の形も外壁材も自由に選べるのですから、不思議に感じてしまうのです。

 

しかし、営業担当者とすれば数多いラインナップのどれかに見込客が引っ掛かってくれればOK的な考え方なのでしょうか？

 

ですから、IORIをベースにプランを積み上げていったら、高価格帯のグラヴィスを上回る値段になったということもあるということ。

 

片流れの屋根とハコを組み合わせたような外観が気に入れば、とりあえずIORIということになりそうです。

 

IORIの特徴である片流れの屋根は、外見的なアクセントとして非常に効果的、シンプルでモダンな印象を与えてくれます。

 

同時に最近のトレンドで考えると、太陽光発電のパネルをのせるのに適当な形状、斜面を南向きにすれば発電効率も良さそうです。

 

そこで、IORIに太陽光発電とHEMS、燃料電池、断熱性を高めるための「KJサッシ」を組み合わせたセキスイハイムの提案。

 

それが「IORI　グリーンファースト　ゼロ」なのです。

 

まあ、いつまで出るのかは不透明ですが、太陽光発電などには現在、補助金が用意されています。

 

更に余剰電力については、今のところ高額な買電価格が設定されています。

 

積水ハウス的には、トレンドに乗った商品も出しておかなくては、、、という感覚なのでしょうか？

 

好きな人には強力にアピールできる、商品でしょう。

 

そしてIORIにはもう一つ「アーキテクトライン」という商品も用意されています。

 

これはIORIの空間デザインの自由度をもっと高めた、商品と考えることができるのでしょう。

 

しかし、積水ハウス・シャーウッドの商品説明は、全般にイメージばかり先走っている感じです。。

 

「考えるな、感じろ」とでもいいたげな姿勢、好きな人にはいいのかもしれませんね。

 

HPにしても動画と音楽を多用しすぎで、シャーウッド、木造、自然、スローライフ的な発想で作られているのでしょう。

 

しかし、このやり方ってお客さんを選別している風になりかねません。

 

せっかくのいい商品なのにもったいないなあ、、、間口は広く開けるべきなのに。

 

私なんかはそう思ってしまうのです。

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