積水ハウス シャーウッド 瓦

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熊本の震災の影響で、国宝・熊本城の瓦がズレて脱落している様には驚かされました。

 

しかし、伝統的な日本建築では地震の様な大きな揺れの場合には、瓦が落ちるのが普通。

 

むしろ、瓦は落ちるような仕様になっていると聞いて二度びっくり。

 

日本の瓦は台風などの場合は、家屋が飛ばされない様に重量を与える役割を。

 

地震など強い衝撃がかかった場合には、建物の重さを減らすために、瓦が落ちるという仕組みになっているといいます。

 

伝統的な建築に込められた先人の知恵、、、ですね。

 

さて、わざわざそのような仕様にしなくてはいけなかったのは、軽い瓦を開発する技術がなかったから。

 

瓦が軽くて丈夫であれば、地震などの場合でもズレて脱落する必要はないのです。

 

積水ハウスのシャーウッドで用いられている瓦は、軽さと強さをあわせ持った軽量瓦。

 

日本瓦の１／３の重量を実現した、天然石とガルバリウム鋼板とのハイブリッド瓦です。

 

これならば、元々の重量が軽いので構造に対する負担も少ないですし、地震などの衝撃にも強くなります。

 

また、瓦の重量が軽いと、強風の時などに風で飛ばされる恐れがありますが、シャーウッドで用いられる瓦はそれぞれをビスで固定。

 

台風で飛散してしまうこともありません。

 

近年、ガルバリウムなどを用いた金属で屋根をふくことが流行りになっています。

 

軽い材質の上に耐久性も高く、評判がいいのですが、問題はトタン屋根、、、これも金属屋根です、、、同様雨音がうるさい点。

 

積水ハウスのシャーウッドの瓦ならば、瓦の形状と下地の構造で、雨音は遮断されてしまいます。

 

平屋建ての場合なら、その長所はより一層引き立ちますね。

 

さて、そんな新しい技術や素材で開発された、シャーウッドで用いられている瓦ですが、心配になるのは耐久性。

 

「品確法」により10年間の保証は義務付けられていますが、その後の点検で10年間の保障が延長されるシステムです。

 

ですから、安心して長期にわたってシャーウッドに住むことができますが、問題は積水ハウスリフォーム以外の手を入れた場合。

 

例えば、太陽光パネルを積水ハウスリフォーム以外の会社に依頼して屋根に取り付けた場合は、保証は対象外になってしまいます。

 

特に安価な工賃で太陽光パネルの工事を請け負っているような業者は、大抵瓦に穴をあけて固定します。

 

まあ、めったなことはないとわかっていても、せっかくの積水ハウスのハイブリッド瓦に穴をあけることはありません。

 

更には、それで不都合が起きた場合でも積水ハウスは一切面倒は見てくれないのです。

 

屋根は住宅の基本的な部分、メンテナンス等も積水ハウスにお願いしたいものですね。

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