積水ハウス シャーウッド 火災保険

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積水ハウスの木造住宅、シャーウッドは火災保険が割安になります。

 

木造にもかかわらず、火災保険が安いわけは、建築基準法をクリアしているから。

 

積水ハウスのシャーウッド、その点は実にそつがない造りになっているのです。

 

軽量鉄骨のプレハブ構造を長年売りにしてきた積水ハウスですが、それだけでは顧客を取り込むのに力不足と感じたのか。

 

木造プレハブの構造を持つ「シャーウッド」を発表し、以来順調に業績を伸ばしています。

 

「軽量鉄骨は従来の木造の住宅とは違いますよ」的なセールスをおこなってきた積水ハウスです。

 

シャーウッドの発表時は、相当現場が混乱したであろうことは想像に難くありません。

 

現在でも、軽量鉄骨を販売するチームとシャーウッドを販売するチームは完全に分かれているといいます。

 

両者を競合させると同じ会社同士なのに、お互いの弱点を針小棒大にしたかのようなセールスを始めてしまうという、、、。

 

これはこれで何だかな、といった感じなのですが、実際シャーウッドは軽量鉄骨に負けないぐらいの斬新さを持った構造です。

 

さて、火災保険をかける場合に燃えやすい住宅と燃えにくいものがあるならば、燃えにくい方が保険料が安くなる。

 

これは当然だと思われますが、燃えやすい燃えにくいはどういったところで決まるのでしょうか。

 

これは、建築基準法に基づく防火性能によって定められているのです。

 

耐火構造を持つものをT構造、被耐火構造のものをH構造。

 

鉄筋コンクリートの住宅だと、どう考えても燃えにくそうなのでT構造。

 

木造ならばH構造となるのが基本なのですが、木造住宅でもT構造と同等の耐火性能を持つとみなされるものが多数あります。

 

T構造と見なされると、火災保険料は約半額となるといいますから、なかなかバカにはできません。

 

何しろ長期の10年で火災保険に加入すると、条件によって相当上下しますが、数10万円にはなるでしょう。

 

それが半額なのですから。

 

積水ハウスのシャーウッドで家を建てると、自動的にT構造に見なされますから、H構造と比べると火災保険料は約半額です。

 

シャーウッドは、木造にもかかわらず、軽量鉄筋と同等の防火・耐火構造を持っているのですね。

 

他にT構造に見なされる木造住宅となると、大手の住宅メーカーが手掛けるツーバイフォー。

 

これらも、H構造に分類されます。

 

また燃えやすいとされている、木造軸組工法を用いる代表的な住宅メーカーといえば住友林業。

 

ビッグフレーム構造とかきづれパネルとか、様々な独自の工夫を凝らしているとはいえ、基本は木造軸組工法なのです。

 

こちらの住宅もすべてT構造に分類されるといいますから、だんだんわからなくなってきます。

 

要はメーカーの努力次第、大手の住宅メーカーが手掛ける商品はT構造をクリアしていると考えて良さそうです。

 

つまり、シャーウッドを含めて大手住宅メーカーが手掛ける木造建築、火災保険で不利になるものはほぼない。

 

そう言い切ってしまってよいでしょう。

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