すまい給付金 単身赴任

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念願の新居をたてたとたんに、単身赴任の辞令。

 

辞表を突き出したくなるような案件です。

 

これで、すまい給付金がもらえなくなったら、うらみきれませんが、そこ大丈夫みたいです。

 

給付制限は、そんなに厳しくありません。

 

単身赴任になろうとも、すまい給付金の対象となります。

 

「大迷惑」って曲がありましたねえ、、、。

 

最近そぞろに再活動し出したユニコーンというバンドの曲、ヒットしたのはもう30年も前になります。

 

すまい給付金の申請を考えて、これを読んでいる人の中には、ユニコーンの存在自体を知らないという人もいるでしょう。

 

大迷惑とは、日本の歌謡界では珍しかったスカのリズムを取り入れた曲、新鮮で早いビートに、当時の若者は熱狂したものです。

 

詞の内容は、新婚で新築を建てたばかりのサラリーマンが単身赴任を申しつけられるというもの。

 

明るい曲調にもかかわらず、かなりシリアス、今考えてみるとヒットするような内容ではないですよね、、、。

 

当時まだ20代だった奥田民生は何を考えて、こんな詞にしたのでしょうか。

 

さて、そんなころから30年を過ぎた今でも単身赴任は大迷惑以外の何物でもありません。

 

すまい給付金をもらうための条件に、

 

「住宅を取得し、登記上の持分を保有するとともにその住宅に自分で居住すること」というものがあります。

 

これを文面通りに理解すると単身赴任でせっかくの新居を離れざるを得なくなくなった上に、

 

すまい給付金までもらえなくなるという、心のキズに塩をすり込むような内容です。

 

この悲しみをどうすりゃいいの、誰が僕を救ってくれるの♪

 

奥田民生でなくても、口ずさみたくなりますね。

 

すまい給付金を申請する際に必要な書類の中に、

 

「住民票の写し」(取得住宅に移転後のもの)と「不動産登記における建物の登記事項証明書・謄本」があります。

 

「住民票の写し」は、今度購入した住宅にいつから住んでいるかを証明するための書類ですし、

 

「建物の登記事項証明書・謄本」は、誰が住宅を購入したのか、その持ち分はどうなっているかを明らかにする書類です。

 

ですから、単身赴任になったとしても住民票を移していない限りは、その住宅に居住していることになります。

 

だから大丈夫、すまい給付金はもらえるのです。

 

住宅ローン減税の場合も大丈夫です。

 

住宅の所有者が単身赴任などで、新居に住めなくなった場合でも、

 

6カ月以内に親族が入居し居住しており、単身赴任が終わり次第、所有者が新居に返ってくるならば、

 

ずっと所有者が住んでいるとみなされます。

 

ですから、住宅ローン減税の場合も単身赴任になったとしても対象を外れることはありません。

 

単身赴任で新居を離れることになる、大迷惑具合は変わりません。

 

しかし、状況をよりひどいものにするほど、国の制度は鬼ではないようです。

 

大迷惑！！と怨むならば勤務先だけを怨んでください。

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