高い環境性能をクリアして、すまい給付金と省エネ住宅ポイントをWゲット!!
すまい給付金を得るには、省エネや耐久性など時代に合った住宅を建てる必要があります。
項目の中には省エネ住宅ポイント対象のものもありますから、両方クリアできればすまい給付金と省エネ住宅ポイント、両方ゲットできるしくみです。
火事が多かった江戸時代、新築を建てられた高度成長期、、、そんなころとずいぶん時代はかわりました。
昔ならば「どうせ長く住めないのだから」とできるだけ新しい住宅がもてはやされていたのでしょうが、現代は違います。
なるべく長く住める家や、エネルギーを使わない家が、今、求められている。
構造躯体の頑丈さや工夫を凝らした免振装置、充実したメンテナンスプログラムなどを。
また省エネに関しても、高気密高断熱など各住宅メーカーが打ち出しています。
国も人口の減少がこれから見込まれ、空家の問題が深刻化する中、長持ちする家を推奨するようになりました。
しかし、単に長持ちする家といってもよくわからないので基準が設けられています。
例えば、すまい給付金の対象となる新築家屋の条件では、「住宅瑕疵担保責任保険への加入」という項目がそれです。
そして、環境意識が高まる中、省エネを意識するのが世の中の流れ、これも一定基準をクリアした住宅を、国も推奨しています。
この基準は「建設住宅性能表示を利用する住宅」、これも、すまい給付金をもらう上でクリアしなければならない条件。
以上の「住宅瑕疵担保責任保険への加入」もしくは「建設住宅性能表示」のどちらかをクリアしていれば、
新築の住宅の場合、すまい給付金の対象となります。
省エネ住宅を建てるには、構造はもちろん断熱性を高めるために、通常の住宅よりも費用がかかります。
そこで省エネ住宅を建てた場合には、その費用の一部を「省エネ住宅ポイント」として還元するしくみも用意されています。
この基準はなかなか複雑かつ専門的なので、詳しい内容についてはここでは述べません。
新築時に「省エネ住宅対象の造りにして」と、住宅メーカーに依頼しましょう。
すると工事中や完成後に第3者機関による検査が入り、条件をクリアしていることを証明してくれます。
これで「省エネ住宅ポイント」と「すまい給付金」の基準を両方満たしたことになりますから両方の特典を得ることができるのです。
中古住宅の場合、すまい給付金の対象になるには、また違った基準が設けられています。
固定金利ローン「フラット35S」を申請するに必要な耐震性やバリアフリー性、耐久性などのいずれかをクリアしなくてはなりません。
しかしこの場合、どれだけ環境性能が高い中古住宅でも新築ではないので、省エネ住宅ポイントの対象にはならないのです。
中古住宅の場合は、エコリフォームを施した場合のみ対象。
具体的には窓や外壁や屋根などの断熱、省エネ設備などを導入した場合のみ、省エネ住宅ポイントの対象になります。
平屋建ての総合情報
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