すまい給付金 検査済証

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すまい給付金をもらうには、検査済証と呼ばれる書類は必要ありません。

 

ただ、ローンを組んだりする場合には必要となりますから、必ずもらっておくようにしましょう。

 

また、すまい給付金をもらうための証明書には数種類あります。

 

自分の物件ならどの証明書を発行してもらえるのか、確認が必要です。

 

検査済証とは建築用語で、その建物や敷地が建築基準関連規定に適合していることを証明するもののこと。

 

つまり違法建築ではないことを証明する書類のことですね。

 

以前はそれほど、重要視されていなかったので習得の割合は非常に低かったのです。

 

しかし耐震偽装問題が明るみに出て社会問題になって以来、重要性が再認識され住宅ローンを組む時などに必要となっています。

 

ですから、すまい給付金を申請する場合に特に必要な書類ではありませんし、新築を建てる場合には業者が取得しています。

 

ローンが組めないと住宅は販売できませんから、購入する側が特に気にする必要はないでしょう。

 

しかし中古住宅となると話は別、住宅情報誌などでもまれに、検査済証なしの記述がある物件を目にします。

 

現金で買えてしまうぐらいたっぷりと蓄えのある方なら必要ないかもしれませんが、ローンを組むなら求められる書類です。

 

★給付金を受けるための証明書とは
すまい給付金を申請するのに必要な書類は色々あります。

 

その中でも必要な検査がおこなわれていることを証明する書類は、新築の場合以下の３つのうちのいずれかになります。

 

住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書
建設住宅性能評価書
住宅瑕疵担保責任保険法人の検査実施書

 

どの書類も、建てられた住宅が一定水準をクリアしていることを証明するもので、建築中もしくは建築後の検査で発行されます。

 

また、新築でもローンを使用せずに購入した場合は、以下のいずれかの証明書が必要になります。

 

フラット35S適合証明書
現金取得者向け新築対象住宅証明書
長期優良住宅建築等計画認定通知書

 

また中古住宅の場合は、一定の検査をクリアしたことを証明する書類、

 

既存住宅売買瑕疵保険の付保証明書
既存住宅性能評価書(耐震等級1以上のものに限る)

 

または、過去10年以内に以下の検査をパスしているという書類、

 

住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書
建設住宅性能評価書

 

以上のいずれかが必要となってきます。

 

★値引きの条件に使える可能性も
これから建てるなら長持ちする住宅を建てること、中古住宅でも長持ちするものを購入すること。

 

これが、現在の国の方針ですから、すまい給付金をもらうには、それぞれの検査にパスしなくてはならないということです。

 

ですから、違法建築か否かを証明する書類は特に必要ではありません。

 

建築中に検査をするならまだしも、特に中古住宅の購入の場合は面倒です。

 

そんな場合は、不動産業者も熟知しているはずですので値引きの条件や、かわりに取得してもらうことで交渉することはできるはず。

 

知っているか知らないかで、数十万の差が出てしまいます。

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