県民共済住宅 三階建て

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二階建てよりもお部屋の数が増えてお部屋面積が広くなる三階建てですが、県民共済住宅で建てると品質や価格などはどうなるのでしょうか。

 

また、居住面積が広めになるとはいっても三階にしたことによるデメリットなどはないのでしょうか。

 

口コミや評判でもなかなかのいい線を行っている県民共済住宅ですが、三階建てにした場合、メリットやデメリットなどはどんな感じなのでしょうか。

 

早速、価格的な点から見ていきましょう。

 

ざっくりいうと、他の住宅メーカーと同様、三階にすると当然ながら坪単価は上がってきます。

 

しかしながら、坪単価が上がるとはいってもやはりそこは県民共済住宅のため、上がる率は他の住宅メーカーとは比較にならないほどといっていいでしょう。

 

具体的には、他メーカーが平均で２～３割増しとなるところ、県民共済住宅では１割増し前後となります。

 

これはお値段的にも非常にお得といっていい点ですね。

 

さて、三階建てにするとメリットは色々とあります。

 

まず、見晴らしがよいこと、日光量のとりこみが多くなること、夏は三階なら網戸にしておくことでエアコンもいらず涼しく過ごせること、二階を生活の中心にできることでプライバシーが保護されやすく、また冬は暖かく過ごせます。

 

こんなにたくさんあるメリットですが、デメリットのほうはどうなのでしょうか。さて、一般的に住宅というと二階建てが多く存在するなか、三階建てするとなると当然ながら日照権の問題も発生してくることは可能性としてないとはいえません。

 

このため、近隣の住民に三階建てを建てることへの了承を取り付ける必要があります。

 

通常の住宅メーカーの場合は、住宅メーカーから手土産などを持参して近隣住民からの承諾を得るものなのですが、県民共済住宅の場合には建てる施主自ら、手土産持参で近隣からの承諾を得なければならないという条件がついています。

 

しかし、この条件もマイナス面だけを見れば単に「大変そうだな」としか思えないですよね。

 

やはり、県民共済住宅の三階建てとなるとお値段的に得な分、施主にとってデメリットが大きくなるのでしょうか？

 

近隣への三階建て建築に関する承諾の取り付けという問題は、普通の住宅メーカーなら施主を保護してくれて大事にしてくれるのに、県民共済住宅の営業マンは何もしてくれないのか・・・と思ってしまいますよね。

 

ただ、裏を返せば、近隣住民の方は三階建てだから日照権がどうのこうのという前に、「新しく建つ家の住人がどんな人なのか」「ご近所になるのだからいい人だといいが・・・」と心配をしているものです。

 

そこで、住宅メーカーの営業マンが挨拶に回るよりも、実際に住む人が挨拶に行ったほうがご近所への心象がよい、ということが充分に考えられます。

 

この場合、ご主人さまおひとりで行かれるよりもご夫婦で、ご夫婦だけよりも同じ家に住むご予定のご家族様で・・・という順で施主さんに対する感情はプラスに働きます。

 

なかには、いろいろなことをストレートに言ってくる人もいるでしょうが、そこは施主さんが一人で工事するわけではありませんから、「住宅メーカーとよく相談します」といって真摯に受け止める姿勢を貫き、なんとか穏便に済ませたいものですね。

 

逆にいうと、ここからがもうご近所付き合いの始まりなのですから、慎重に進めたいものです。

 

それに、県民共済住宅としてもせっかくの注文をふいにはしたくないはずですから、もしも近隣との話がこじれそうなときには問題が深くならないうちにすぐに相談されるのが賢明です。

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