長期優良住宅 クレバリーホーム

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クレバリーホームが長期優良住宅を必ずしも薦めない理由

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長期優良住宅を、標準ではクリアしないクレバリーホームですが、これはメーカーの姿勢を表しています。

 

長期優良住宅はすべての人に向くものではありません。

 

基準をクリアしないクレバリーホームの無言のメッセージに感じます。

 

長期優良住宅の長所・短所を確認

長期優良住宅のメリットやデメリットについては、以前にもたくさん語ってきましたが、ここで改めて確認をしておきます。

 

メリットは減税を始めとする数多くの優遇措置が受けられる点。

 

具体的には「住宅ローン減税」や「すまい給付金」、「フラット35S」といったお得なローンまで用意されています。

 

デメリットはコストがかかる点。

 

建物を建てる時点で長期優良住宅の基準をクリアしなくてはなりませんから、建築費が割高になります。

 

また、建物の価値が長期優良住宅であがることから固定資産税も高くなります。

 

また、建築後もあらかじめ定められたスケジュールで点検とメンテナンスをしていかなくてはなりません。

 

特に、平屋建てでコンパクトな夫婦二人だけの家を検討しているような人にとっては長く住めることよりも、建築コストを削減して、現金を手元に残しておくほうが重要でしょう。

 

ムリしないイメージのクレバリーホーム

クレバリーホームは要望を出さない限り長期優良住宅の基準はクリアしません。

 

この点は、長期優良住宅の持つ性能は必ずしもに必要ではないという、メーカーの姿勢です。

 

坪単価は50万円前後に設定されており、中ぐらいの価格帯ですから、それに似合った住宅を建てるというスタンスです。

 

例えば、柱について。

 

国産のムク材を前面に打ち出しているメーカーは多いですが、クレバリーホームは集成材を使っています。

 

集成材のほうが安価で品質も安定しているというメーカーの判断でしょう。

 

こういった点もわかりやすくてよい印象があります。

 

また内装についての声をブログなどでひろっていくと、飛びぬけてよい訳ではないが値段なりの出来、こんな風な感想がならんでいます。

 

メーカーが判断する余分なものを、長期優良住宅基準もふくむのでしょう、極力省き、その分をコストに反映させる家造り。

 

これがクレバリーホームの姿勢です。

 

長期優良住宅に縛られるよりも、、、

長持ちする家を広めて、中古住宅市場の活性化を計る。これが長期優良住宅の普及の理由の一つ。

 

しかし、実際家を建てようとしている人にとってそれがメリットなのかというと疑問です。

 

長期優良住宅だから高く売れるという保証はないのです。

 

もっというならば、ライフスタイルは一生同じなわけがないのですから、持ち家ではなく賃貸住宅を活用するほうが合理的。

 

そんな考え方もあると思うのです。

 

家を建てたい理由も人それぞれならば、長期優良住宅のような枠組みを、税金を使ってまで広める必要はない気がします。

 

クレバリーホームはその点、自由なのです。

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