アキュラホームが積極的に長期優良住宅を打ち出す理由
アキュラホームは自社の商品に、長期優良住宅を全面的に打ち出しています。
アキュラホームはローコスト系住宅の草分け、その品質面の裏づけに長期優良住宅を使っているかのようです。
ローコストと高品質のバランスを目指す住宅メーカーです。
各住宅メーカーは、自分たちが手掛ける商品の優位性を熱く語りますが、実際、それが優れているか否かは、
なかなか判断しづらいものです。
「地震に強いのは、太い柱を用いており、特性の金具を使っているからだ」
こんなことをいわれても、柱が太いかどうか、金具が地震に耐えうるかなどを判断する情報を持っていません。
そこで、業界統一の基準のように利用されているのが、長期優良住宅という基準。
「国が定めた基準をクリアしていますから、この家は大丈夫ですよ」というわけです。
アキュラホームはこんな長期優良住宅の基準を上手く活かして、自社の商品の長所をアピールしています。
アキュラホームの家づくりの詳細を紹介するページにもトップには「高耐震・高耐久の長期優良住宅」とあるのです。
アキュラホームはローコスト系の住宅の先駆けといってよい住宅メーカー。
全国500社以上の工務店をネットワーク化して「JAHBnet」を主催、共同して部材を購入するなどスケールメリットを発揮、
住宅建築の合理化した工程を共有して、ローコスト化への努力を怠りません。
同じくローコストメーカーで有名なタマホームも元々はJAHBnetに加盟していた工務店の一つだったといえば、
その取り組みの先進性が理解できると思います。
そこで、統一された企画の建売の商品がメインとなっている一方で、自由設計や注文住宅にも尽力。
- 二世帯同居、
- 3階建て、
- 賃貸併用、
- 店舗併用
など様々なニーズに応えた実績も多数。
商品のラインナップの中には「これからゆったりと暮らすご夫婦」向けに平屋建ての住宅も見つけることができます。
それ以外にも、
- 大収納や太陽光発電、
- オール電化などもありますから、
トレンド感はたっぷり。
中にはフラットフロアのものもあり、鉄骨住宅と見間違えそうですが、アキュラホームの構造は、日本古来の木造軸組工法です。
とはいえ、ローコスト系の住宅はどこか造りに甘いところがありそうなもの。
もちろん偏見なのはわかっていますが、その一方で、そんな偏見をぬぐうのは難しいものです。
その点、アキュラホームは長期優良住宅というお墨付きを前面に押し出すことにより、品質への不安を払拭しています。
それでもローコスト。
実際はオプションをつけていけば、ローコストとはとても呼べないような坪単価まで上昇してしまうのでしょうが、、、
そんな姿勢が見えるアキュラホームには好感を得るのです。
ホームページにもこのようにうたっています。
「品質も価格もあきらめない」家づくり。
平屋建ての総合情報
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