電気料金 自由化 オール電化

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オール電化のお宅、増えていますよね。

 

ガスを使わずに全てを電気でカバーする生活。

 

経済的な面ではどうなんでしょう？

 

電力自由化で、どう変わるの？

 

平屋を建てたら、オール電化にしよう！

 

･･･そんなプランを立てている方も多いかもしれません。

 

年齢を経るにつれて、ガスを使う生活にはなにかと不安もついてまわりますから、老後の生活を考えるのであればオール電化は賢い選択と言えるのではないでしょうか。

 

でも･･･全てを電気でまかなうということは、電気料金がべらぼうに高くなるということでは！？

 

いくらガス代がかからなくなるとはいえ、電気料金がかさんでしまったら意味がないのでは･･･と不安を覚えます。

 

調べてみたところ、各電力会社ではオール電化が対象の電気料金割引プランなどが用意されており、これを使えば電気代をかなりお安くすることが可能。

 

例えば東京電力では「電化上手」というプラン、関西電力は「はぴeタイム」などのプランがあります。

 

電気料金が安い夜間にお湯をわかして溜めておいたり･･･と、工夫次第でいくらでも節約できるようなんです。

 

では、オール電化の平均的な電気料金はいくらなのか？と言うと、年間で190,868円。

 

月額15,905円という計算になります。

 

オール電化ではないお宅の一般的な電気料金はひと月当たり約11,000円なので、約4,000円の差があるということです。

 

また、オール電化ではないお宅はガス料金も含めると年間約224,000円の光熱費がかかっているそうですから、結果的にはオール電化のほうがトータル光熱費をカットできる！ということになりますね。

 

ただ、電力自由化に伴って新規の契約を停止しているプランもありますのでご注意ください。（例えば関西電力のはぴeタイム）

 

電力自由化後は、新電力会社でもオール電化に特化したお得な電気料金プランを打ち出してくるところが増えてくるでしょう。

 

よくあるのは、電気を使用する時間帯によって異なる単価が適用されるプラン。

 

日中は不在で夜間に電気を多く使うというご家庭なら、「深夜○時～朝△時まではお得な夜間料金が適用されますよ」というプランが適しているでしょう。

 

東京電力の「電化上手」というプランだと、夜間の単価（1kWhあたりの電気料金）は12.16円で日中は31.64円～38.63円（季節変動あり）ですから、エコキュートでお湯を沸かすなら深夜にまとめて沸かしておいたほうが電気料金節約につながることがわかります。

 

そして、そのお湯を日中使います。

 

「単価の安い時間帯に電気を使って、高い時間帯は使わない」という生活スタイルにシフトできるのが理想的ということですね。

 

この他にも、生活スタイルに合わせた電気料金プランがいくつも用意されています。

 

まさに、電力自由化は電気料金プラン見直しのチャンスということ！

 

「エネチェンジのプラン診断」など、専門業者に依頼して自分たちの家庭に合ったプランを客観的に選んでもらうというのも賢い方法ですね。

 

電気料金のプランを見直すことで、年間数万円の光熱費カットにつながることもあります。

 

電気の使用量が多いオール電化こそ、電力自由化のタイミングで一度プランを見直す必要がありそうですね。

 

今後は、時間ごとの電気使用量を自分で把握できるスマートメーターの設置が普及するようですから、私たち消費者は今まで以上に自分たちの電気使用量を意識するようになるでしょう。

 

より効率よくエネルギーを使えるオール電化のニーズも高まることが予想されます。（トータルの光熱費も安くなりますしね！）

 

また、電力自由化後は日中の電気料金単価を安くする企業も増えるのではないか？という説もあります。

 

ただ、逆に「海外のように電気料金が上がる」という可能性も否定できませんので、この点は現段階ではなんとも言えないですね。

 

賢い人は、太陽光発電システムや蓄電池を導入することで「高い時間帯には電気を買わない」を徹底していますよ。

 

余剰電気を売ることによって、光熱費を節約するだけではなくプラス収支に変えてしまうという強者も！

 

これから平屋を建てる方は、「電力自由化という制度の変更をいかにして自分たちの生活にプラスに生かせるか？」という、ある意味“挑戦的な”発想が必要になりますね。

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