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電力自由化でセブンイレブンはどのような方法で電気料金削減に成功したのでしょうか。

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電力自由化で、エリアを超えた電力調達が可能に!

 

すでに自由化されている高圧の部分では、セブンイレブンが関西電力→東京電力への切り替えを行ったことが話題になっています。

 

なんでも、年間数億円の電気料金削減につながるのだとか。

 

この動きは、私たち一般消費者が参考にすべき点も多いと言えます。

 

そこで、セブンイレブンの戦略を元に電気料金カットのヒントをまとめてみました。

 

少しでも光熱費を削減したい。

 

この思いは、私たち一般消費者も大企業も同じこと。

 

だからこそ、あのセブンイレブンが踏み切った「電力会社の切り替え」は私たちにとっても他人事ではないのです!

 

電力自由化で電気料金を安く!

2016年から、一般家庭でも電気の購入先を選べるようになる!ということで話題になっていますが、実は企業やオフィスビル、店舗など契約電力が50kW以上の「高圧」の顧客に対しては電力自由化が始まっています。

 

ですから、企業の中にはすでに「電気料金の安い電力会社に切り替えた」というところもあるんですね。

 

つまり、企業の動きを見れば「どこの電力会社が安いのか」がなんとなくわかってくるということ。

 

これは、私たち一般消費者が電力会社を選ぶ際にも非常に参考になりそうな情報です。

 

例えば、大手コンビニのセブンイレブン。

 

2015年10月から、関西にある約1000店舗の電力を東京電力から調達することを発表しました。

 

普通に考えれば、「関西の店舗の電力は関西電力から買う」というのがスタンダードですよね?

 

しかし、そこをあえて「東京電力から買う」ことを選んだ・・・この背景にはどのような事情があるのでしょうか。

 

セブンイレブンが仕掛けた?東電 vs 関電の戦い

なぜ、セブンイレブンは電気の調達先を関西電力 → 東京電力に切り替えたのか。

 

これは言うまでもなく、東京電力のほうが、関西電力よりも電気料金が安かったからです。

 

関西電力は2015年4月から高圧の電気料金を14%も値上げしており、結果的に東京電力よりも数%ほど高くなっていたのだとか。

 

さすがはセブンイレブン、そこを見逃すはずがありません!

 

この切り替えにより、セブンイレブンは年間で数億円のコスト削減を達成できるものと見込まれています。

 

電力自由化とは、このように「エリアを超えた電気の売買が自由にできるようになる」ということ。

 

「○○地域だから、△△電力と契約しなければならない」という“縛り”がなくなるわけです。

 

顧客を奪われた関西電力としては、他の企業の流動を食い止めるためにも何かしらの方策を取らなければいけませんよね。

 

このような競争が繰り広げられることで市場が活性化し、サービスのバリエーションが増えたり、“質”が向上したり、電気料金が安くなったり・・・と、様々なメリットが生まれるものと期待されています。

 

セブンイレブンに学べ!電力会社変更の極意

コンビニエンスストアは基本的に24時間営業ですし、大きな冷蔵庫あり冷凍庫あり、冷暖房完備・・・となにかと電気の消費量が多いですよね。

 

「電気料金をいかにして削減するか?」は経営にストレートに響いてくる問題ですから、一般家庭以上に電力会社/プラン選びが重要です。

 

“億”単位でコスト削減ができる見込みがあるのであれば、電力の調達先を切り替えるのは当然の選択と言えるでしょう。

 

同じように個人の住宅でも、「24時間を通してよく電気を使う」というお宅もありますよね。

 

このようなご家庭では、時間帯や曜日を問わず電気を使えるプランを選ぶのが賢明です。(つまり、1日の中で単価の変動がなく、使用量に応じた電気料金が請求されるということ。)

 

一方、「日中は家におらず、深夜に電気使用量が増える」という方は、夜間の電力単価が安いプランを選ぶとお得!

 

他にも、

  • 「朝だけ安い」
  • 「土日だけは安い単価で電気を利用できる」

・・・等々いろんな電気料金プランがあります。

 

平屋を新築するにあたって「オール電化にしたい」というお宅なら、オール電化に特化した料金プランを設けている電力会社もありますよ。(例えば東京電力の「電化上手」)

 

時間帯によって異なる単価で電気を購入できるので、今まで以上に「電気の使い方」「使用量」を意識するようになるでしょう。

 

これは結果的に、省エネ&家計の節約にもつながりそうですね。

 

電力自由化の目的は、まさにそこにあるのかもしれません。

 

電力自由化後は、様々な電力会社が多彩なプランを提示してくることが予想されます。

 

自分たちのライフスタイルにとってベストなプランを見つけたら、セブンイレブンのように思い切った決断が必要ですね!

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