一体、どんな構成になっているの?注文住宅費用の内訳のナゾ
何に・いくらかかるのか?ナゾの多い注文住宅の費用内訳。
ここでは、私の身近な実例を参考に、注文住宅費用の内訳を大公開!
目安金額についてもご紹介しています。
これから新築をお考えの方は、まずは基本のキの字からお勉強しまショ!
細部までオーダーして、世界に1つしかないオリジナルなこだわり住宅を作れる!というのが注文住宅の魅力。
ただ、ある程度のラインを引かないと金額は膨れ上がるばかり。
まずはベースとなる費用内訳を知っておきましょう。
私の親戚が、つい2年ほど前に注文住宅で家を建てました。
お披露目パーティーに行ってきたのですが、思わず「うわ、うわ、うわ!」と叫んでしまいましたよ!
なんだかもう、全てがインテリア雑誌から出てきたお家のようで。
一つ一つの部屋は決して広くはなく「小さなお部屋がパズルのように組み合わさっている」という印象の家だったのですが、その斬新なデザインがまたオシャレで!
- トイレの洗い場、
- 蛇口、
- カウンターの椅子、
- 階段の手すり
・・・随所に、「コレ、こだわってるよね?絶対、特注品だよね!?」とわかるようなエッセンスが散りばめられていて、とにかくワクワクするお家でした。
でも、注文住宅の費用って未知ですよね。
田舎だったせいか、建坪30くらいで3,000万円未満だって言ってましたが、あのレベルを都市部で建てたらもっと高くなると思います。
一体、費用の内訳ってどうなっているんでしょうか!?
親戚の話では、注文住宅の費用の内訳は、ざっくりと①土地、②建物本体、③諸経費の3つ。
そのうち、①の土地には、
- 仲介手数料や土地売買契約書印紙代、
- 地盤調査費、地
- 盤改良・補強工事費用、
- 造成工事費、
- 外構工事費、
- 排水工事費、
- 上下水道接続工事費、
- 浄化槽設置費
などが含まれます。
次の②の建物本体には、
- 建物本体の工事費用と設計料、
- 設備費用(キッチン、トイレ、カーテンレール、カーテン・・・等)
が含まれています。
そして最後の③の諸経費に入っているのは、その名の通り「家を建てるのにかかった経費」。
例えば、
- 建築確認申請費、
- 浄化槽検査料、
- 水道・電気申請料、
- 中間・完了検査費、
- 表題登記費用、
- 土地・建物契約印紙代、
- 火災保険、
- 保証保険料、
- 抵当権設定費用、
- ローン契約印紙代、
- 地鎮祭・上棟式の費用、
- 引越し費用
などが該当します。
このほかに、大工さんへの差し入れ(お菓子やお茶など)にも結構お金を使ったと言っていましたよ!
費用の内訳を見ても、正直、ピンとこない内容でした。。。
イザ注文住宅を購入しよう!と思って色々調べてみたことがある方でなければ、なかなか呑み込めない言葉が多いですよね。
気になるのは、それぞれ費用がどのくらいかかるかということです。
①の土地は、その土地の金額によって異なりますが、土地を購入するための諸費用だけで土地代金の1割は確実に必要だそうです。
②の建物本体も、「どこまでこだわって」「どんな家を」「どこのメーカーで」建てるかによって大きな幅が出てきますね。
一般的な相場では、建物が2,500万円なら設備・付帯工事で最低でも500万円は覚悟したほうが良さそうですよ。
最後の③の諸経費は、300万円くらいが一般的のよう。
う〜む、土地や建物以外のところにもやはりかなりの費用がかかるんですね〜・・・。
ローンがあるじゃん!みんなローンなんでしょ?と思っていたんですが、建築費用の自己資金割合が3割なんてこともあるようなので、そこそこの貯金はやっぱり必要!
当面の生活費は「何かあったための」の資金も含めて、私だったら最低でも2,000万円くらいは貯めておかないと怖くて家なんて建てられません(涙)
平屋建ての総合情報
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