注文住宅 費用 地盤改良

ホーム ＞ 注文住宅費用の内訳のナゾ ＞ どんな工法があって費用はどのくらい？地盤改良の基礎知識

ツイート　　

 

家を建てるに際しては、事前の「地盤調査」が必須。

 

この結果に応じて、地盤改良が必要か否か、必要ならばどんな工法を採用するべきかを判断します。

 

言うまでもなく、家って重たいものですよね。

 

それを支える地面がぜい弱だと、家が傾いたり沈んでしまったりします。

 

こういったトラブルを防ぐために、注文住宅を建てる前には「地盤調査」をすることが義務付けられています。

 

調査の結果、一定の基準をクリアしておらず「地面が建物を支える力が弱い」と判断された場合に地盤改良が必要になるんです。

 

具体的には、1m2あたり3トン以上支えられないのであれば「軟弱地盤」と判断されてしまいます。

 

残念ながらこの地盤改良もタダではありません！

 

気になる費用はどのくらいかかるのでしょうか？

 

注文住宅を建てるに際して、地盤の調査をしたら地盤改良が必要になった！

 

この場合、地盤の状況に応じて3つの工法があり、発生する費用も違ってきます。

 

まず、「表層改良工法」。

 

これは、比較的程度の軽い地盤改良で使われる工法で、具体的には深度2mまでの軟弱地盤に対して採用されます。（※表層の2mだけが軟弱地盤で、その下は良好な地盤という土地に使われるということです。）

 

より深い部分まで地盤改良が必要な場合（地中深くまで軟弱な地盤が続いている土地）は、「柱状改良工法」（深度2～8m）や「鋼管杭工法」（深度2～30m）が採用されます。

 

要は、「軟弱地盤がどの程度の深さまで続いているのか」によって工法を分けるというイメージですね。

 

では、それぞれの地盤改良工法にどれだけの費用がかかるのでしょうか。

 

まずは「表層改良工法」ですが、これは表層2mの土を掘ってそこに固化材を入れるという工事になります。

 

費用の相場は50万円前後です。

 

次の「柱状改良工法」は、土の中にコンクリートの柱を入れて土壌の強度を高める工事で、費用目安は70～100万円。

 

最後の「鋼管杭工法」では200万円近い費用が発生します。

 

注文住宅を建てるだけでもお金がかかるのに、土地の改良も必要となると経済的にはかなりの痛手ですね（涙）。

 

ちなみに、地盤調査自体にも費用がかかるのですが、コストを抑えられる手法があるんだそうです。

 

少しでも費用をカットできるように、調査くらいはお安い方法でやってもらえるように打診してみましょう。

ツイート　　

スポンサーリンク