光あふれる吹き抜けのある家。費用と、知っておくべき弱点は?
見た目に開放感があり、部屋全体を広く見せてくれる「吹き抜け」。
注文住宅で吹き抜けを作りたい!というあこがれを持っている方も多いのではないでしょうか。
でも、費用ってどのくらいかかるの!?
ここでは、気になる費用に関する情報と、注文住宅の業者選びで気を付けるべきポイントをご紹介します。
吹き抜けのある家には、メリットもあればデメリットもあります。
注文住宅の設計でお悩みの場合は、両方を踏まえた上で結論を出しましょう。
注文住宅を建てるなら、吹き抜けのあるデザインにあこがれます。
なんというか、「光あふれる家」って感じで幸せをどんどん呼び込めそうなイメージなので。
玄関やリビングなど、家族やゲストが集う場所に吹き抜けを作ると、開放感が出て身体も気持ちも伸び伸びできそうな気がします。
これ、きっと子供の成長にも良い影響を与えるんじゃないかな~と思うんですよね。
天井が高い家に住んでいると、「心が広い人間になれる」「志を高く持てる」って聞いたことがありますし。
でも、気になるのはやっぱり費用のことですね。
吹き抜けのある家って見るからにオシャレだし、そのデザイン料だけでも費用が高くなりそうな気がしませんか?
調べてみて意外だったのは、吹き抜けって費用面ではそれほど高くないんですね。
なぜかと言うと、吹き抜けを作った分だけ2階の床面積をカットできるからです。
おまけに、1階部分の天井もないので、さらにコストダウン!!
リビングの部分をまるっと吹き抜けにすれば、部屋は明るくなるし費用は削減できるし・・・でメリットいっぱいなんです。
う~ん、確かに!ものは考えようですね。
気になる費用ですが、実際に注文住宅で吹き抜けを作った人の声によれば4帖で約100万円だったとか。
単純に計算すると、8帖のリビングを吹き抜けにすれば200万円ということですよね?
家全体が数千万円と考えれば、「安い」と言っても良いのではないでしょうか。
「なあんだ、思ったよりも高いじゃん!」と感じた方は、ちょっと考えてみてください。
吹き抜けを作るということは、高い場所での作業が発生するということですよね?
足場を組んで作業しなければいけない箇所も出てきますので(例えばクロスを貼る時など)、その分だけ費用がかさんでしまうのは不思議な話ではありません。
吹き抜けのある家は、温かい日差しがありがたいと思える季節には重宝するでしょう。
しかし、問題は夏です。
天井が高いということは、それだけ広い面積をカバーできるエアコンがなければ涼しくならないということですよね?
平屋の場合、屋根の高さが低く、熱を直接受けやすいという点もありますから、ダブルで注意しておく必要があるんですね。
しかも、窓を多く設置すれば、外からの日差しで家の中はなかなか冷えない・・・。
それだけ、光熱費もかさんでしまうということです。
注文住宅で吹き抜けを作る場合は、断熱性についてもしっかり考えてくれるような業者に依頼したいものですね。
「そんなに広い面積を吹き抜けにしたら、エアコンの費用が大変ですよ~」とちゃんとアドバイスしてくれる業者さんは良心的だと思います。
読者から頂いた感想
工夫次第ではランニングコストも・・・?(30代 男性 )
吹き抜けがあると家が明るくなりますし、開放感が出てくる以外に、2階のお部屋とのコミュニケーションが取りやすいというメリットもあります。
最近ではそうして吹き抜けを利用した縦の空間をうまく使って、いろいろと工夫している住宅設計が多くなってきましたね。
冷やす、暖める空間の面積が広くなるので、ランニングコストがかかるのは目をつぶっても、工夫次第では余りあるメリットを享受できるのが吹き抜けです。
注文住宅ではそうした工夫も自由にできるので、自分で考えて費用と相談しつつ工夫できるので、吹き抜けのメリットを生かし易い気がします。
空間というのはとても面白いもので、工夫次第ではエアコンや空調にかかるランニングコストをむしろカットできたりということも実現できるかもしれません。
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