賃貸住宅 ワンルーム

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ワンルームといえば人気の賃貸住宅だったのですが、ターゲットの人口が減少により、近年ではずいぶん余っている様子。

 

少し前なら考えられなかった条件で、ワンルームの賃貸住宅に入居できるようになったのだワン。

 

ワンルームといえば学生や単身者に人気が高い、賃貸住宅の間取りです。

 

ムダがなく、コンパクトなワンルームは人気のはずなのです。

 

しかし、問題は学生や単身者という若年層の人口の減少。

 

どうも、あちこちでワンルームの賃貸住宅が余っている様子なのです。

 

自分が学生時代に暮らしていたワンルームが、現在どうなっているか？

 

先日ちょっと気になったので、ネットで検索をかけてみました。

 

当時は新築の物件で間取りは１K、バスとトイレが一緒。

 

こんな典型的な学生向け賃貸のワンルーム、月々の家賃は６万円弱でした。

 

それが20年経過した現在の家賃は何と２万円！

 

駅から少々距離距離はありますが、学校へは徒歩１分。

 

立地としては決して悪くないワンルームなのです。

 

確かに築年数は相当なものですが、それでも２万円とは予想以上に安くなっているもの。

 

ワンルームの賃貸住宅が余っているという現状をリアルに感じた出来事でした。

 

ワンルームでも重要になってくるのは、やはり間取り。

 

ワンルームに間取りも何もないだろ？と思ってしまうのですが、非常に重要なこと。

 

例えばバス・トイレ別、という間取りは空き部屋を造らないワンルームの必須の条件になっているというのです。

 

加えて、収納が充実していること。

 

ビルトインの収納も、空き部屋にしないための必須の条件だというのです。

 

これらを考えて現在、月々で２万円という格安の条件で入居できる先のワンルーム。

 

何が、家賃の下落を招いたのかを考えると、やはりバス・トイレが一緒になっているのが致命的。

 

考えてみれば、一戸建ての家でバス・トイレ一緒という間取りはまず考えられません。

 

そして、間取りを考える余地が極端に少ないワンルーム。

 

それだけにバス・トイレが別になっているというのは、非常に重要な要素なのでしょう。

 

逆に考えると、入居者にとっては非常に良い時代。

 

バス・トイレが一緒であるとか、築年数が経過しているとか。

 

ちょっとしたポイントに目をつむれば非常に条件の良いワンルームに入居できるのです。

 

これは学生や単身者向けのワンルームに限った話ではありません。

 

新婚さん向けの賃貸住宅でも同じ話、少し前ならば考えられなかったような家賃で、条件の良い賃貸住宅に入居できます。

 

ならば、一戸建ての条件も近年はますます良くなっているはず。

 

ローコスト住宅の人気が高いのも、こんな所から来ているのかもしれません。

 

人口が減少しているとか、デフレだとか、あまり明るくない話題が多い昨今。

 

住宅事情ということに限れば、それほど悪い時代ではないということですね。

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