賃貸住宅 間取り

ホーム ＞ 後悔しない賃貸住宅の選び方 ＞ 賃貸住宅と一戸建て、類似してくる人気の間取り

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人気の高い賃貸住宅の間取りを見ていくと、条件は収納の充実と対面キッチン。

 

一戸建ての人気の間取りと似通っていることに気が付きます。

 

賃貸住宅でも一戸建てでもトレンドは一緒、注文住宅ならどこで個性を出すかがポイントだワン。

 

賃貸住宅を経営している人にとって、最も頭が痛いのが空き部屋の問題。

 

ですから、いかに入居者が好むような間取りを提供できるか。

 

これが、空き部屋を出さないための対策となってきます。

 

そして、賃貸住宅の経営者がターゲットとしたいのが可処分所得が多い人。

 

高い家賃を取ることで、自身の賃貸住宅からの収益をあげたいと考えているからです。

 

そんな人たちをターゲットにした、賃貸住宅の間取りとはどの様なものでしょうか？

 

例えば、近年、賃貸住宅で必須条件といわれているのがウォークインクローゼット。

 

バスルームにもリネン類を収納できるスペース、キッチンにも食器類を収納できるスペース。

 

これら、収納が充実した間取りとすることが、入居率が高い賃貸住宅の条件となっているのです。

 

そして、キッチンはやはり対面式。

 

賃貸住宅に入居するのは、若い夫婦というケースが多いもの。

 

ならば、キッチンで作業している間もコミュニケーションは重視したいもの。

 

これも、入居率が高い賃貸住宅の条件となっています。

 

さて、そんな賃貸住宅に住む人たちが、何らかのきっかけで一戸建てを購入したいと考える。

 

ならば、一戸建ての間取りでも重視する、収納のタイプやキッチンのレイアウトが見えてくるもの。

 

加えて、ただ広いだけでなく、効率の良い間取りの一戸建てを望むのです。

 

そう考えると、一戸建てを購入するなら平屋建てと考える人が増えているのは理解できるもの。

 

収納はもちろん充実していることが条件の一つ。

 

近年、各住宅メーカーが推している階段付きの小屋裏収納を備えた平屋建てが人気の理由も見えてきます。

 

そして、キッチンの間取りももちろん対面タイプ。

 

平屋建ての中心に位置するのがキッチン、こんな間取りが人気というのも理解できるのです。

 

今まで住んでいた、賃貸住宅の間取りの延長上に注文住宅を考える。

 

だから、住宅メーカーが推している間取りにも、似通った傾向が出てくるのです。

 

そしてせっかくの注文住宅だから、賃貸住宅の間取りにはないような要素を加えたい。

 

このように考えるのは当然のこと。

 

例えば、庭そして庭と連携したウッドデッキなどのスペース。

 

これらは、賃貸住宅には絶対に望めない要素。

 

それだけに住宅メーカーが推してくる平屋建ての間取りに、ウッドデッキが加わっているのでしょう。

 

こんな風に賃貸住宅も注文住宅も、需要があるのは似たような間取りのものばかり。

 

何となくつまらないということになってきます。

 

しかし、それらは意味もなく提案されているものではありません。

 

近年のトレンドに沿った、間取りが似通ってくるのはしょうがないのかもしれませんね。

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