70歳でも諦めない!条件の良い賃貸住宅を見つけるには?
70歳以上で普通の賃貸住宅を借りようとすると、「年齢」が原因で審査が通らないこともあり、そう簡単には話が進みません。
しかし、中には「シニア向け」を売りにしている賃貸住宅もあり、そういった物件は年齢を理由に断られることも少ないようです。。
今回は70歳以上で賃貸物件を探す場合のコツや注意点についてみてみます。
最近の70歳は、かつての70歳に比べると若くて元気!
とはいえ、世間の見方はやっぱり厳しいのです・・・。
インドでは、70歳で第一子を出産した女性がいるそうですが・・・。
普通に考えれば、70歳はもう若くはありませんよね。
「古希」に当たる年齢ですから、昔は「ここまで生きられたなんてスゴイ!」と長寿を祝われてしまうお年だったわけです。
科学の発展と共に寿命が伸び続けてきた結果、今となっては70歳でも「まだまだ現役!」とばかりに仕事を続けている方も多いですが。
一方で、賃貸住宅を借りようとしても「年齢」を理由に断られてしまうことが多いのも現実・・・。
- 「突然、亡くなってしまったりするんじゃないか」
- 「認知症で、近隣の人に迷惑をかけるのではないか」
- 「火の不始末で家事を起こしたりするんじゃないか」
・・・若い入居者だって火の不始末のリスクはありますが、判断力や記憶力が鈍ってくる70歳以上となるとさらに警戒されてしまいます。
「伴侶に先立たれてしまった」「離婚した」「家を売りに出した」
理由は様々でしょうが、これから賃貸住宅を探そうとしているシニア世代は、まずは現実の厳しさを認識しておく必要があります。
前述した通り、70歳以上になると、賃貸住宅に入居したくても審査の段階で断られてしまうことも多くなります。
ですから、あまり贅沢は言えませんよね・・・。
「戸建ての賃貸住宅が良い」「間取りはこうで」「バリアフリーの構造になっていて」・・・と条件を盛り過ぎるとなかなか借りられませんよ。
これまで一軒家で暮らしていた70歳以上の方は、「借家とはいえ、やっぱり戸建ての賃貸住宅で」と希望されると思いますが、老いてからの戸建て暮らしは結構大変。
賃貸とはいえ、戸建てだと家の周りのメンテナンス(草むしり)も入居者自身が行わなければなりません。
それを楽しめるくらい元気なうちは良いですが、病気やケガで体調を崩してしまうと家の管理も負担になってくるのではないでしょうか。
そもそも、戸建ての賃貸住宅はマンションやアパートタイプとは違ってお家賃も高めに設定されています。
年金と貯金でそれをまかなっていけるのかどうか、じっくり検討してみる必要がありますね。
いくら気持ちの上では若いつもりでいても、70歳はもう「シニア」。
賃貸住宅に住むにしても、高齢の方が住みやすい造りになっている物件を選ぶのがベストです。
バリア―フリーやセキュリティの設備が充実している賃貸物件のほうが、ご自身も家族も安心なはずですよ。
インターネット上には、シニア向けの賃貸住宅を探せる検索サイトも充実しています。
例えば、「CHINTAI」のWEBサイトなら、希望するエリアの住所や駅から70歳以上でも安心なシニア向け住宅を検索することができます。
試しに私の家の近くで探してみましたが、確かに物件数は少ないものの、手頃な価格で入居できる物件が見つかりました。
駅やバス停にも近く、リノベーションしてバリアフリー化している物件も多いですね。
ただ、中には「家賃は安いけど、築年数がものすごく古い」という怪しい物件もあります。
「70歳だから、借りられる賃貸住宅も少ないだろう」と、足元を見ているような感じがしないでもありませんね・・・。
70歳以上のシニア世代で普通に民間の賃貸住宅を借りようとする場合は、借り手がなくて余っている物件を押し付けられるケースも少なくないでしょう。
しかし、これまで日本のために頑張って働いてきた世代のみなさんですから、そこは強気に出ても良いのでは!
納得いかない場合は、公的な賃貸物件を紹介してもらえるように市町村の窓口で相談してみるのも良いでしょう。
今は60歳以上の高齢者に特化した賃貸住宅も登場していますので、納得いくまで良い物件を探すことをオススメします。
平屋建ての総合情報
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